高円寺にある「高円寺文庫センター」。高円寺はなじみが薄く、ここも行った事はなかったのですが、この記事を見て携帯クリーナー欲しさに行ってきました。
高円寺書林 -creator's ark- | おいしいバナナケーキ★そしておなじみリリーさんデザインのグッズ
高円寺の商店街をブラブラ歩いていくとお店があります。おぉ、ペロ(私はおでんくんの「ペロ」だと勝手に思い込んでいます。)は看板になってるんですね。
お店では、結局クリーナーと一緒に文庫ではなく単行本「糞虫たちの博物誌」を購入。虫本です。発売時にどこかで見て読みたいなと思っていたのですが、日が経つにつれて忘れていました。こんなところで出会えるとは思いませんでした。
私には珍しく買ったその日に読了。塚本先生は日本の糞虫の先生なのですが、愛犬のトトロの散歩をさせながら、お住まいになっている京都の身近な自然と糞虫を中心とした「ムシ」のお話です。虫屋(昆虫大好きな方々)の生態(?)も。読後は「私も歩くときは自然観察しながらお散歩しよう」...などとにわかナチュラリストになっています。
おりしも昨夜のNHKクローズアップ現代は「身近な昆虫に異変あり」というタイトルで、自然環境の歪みが昆虫の世界にも大きく影響を及ぼしているというレポートでした。この本でもまさにそれが根底のテーマとなっています。最近はとかく嫌われがちですが、虫もいないような環境は、やはり気持ちが悪いと思います。
そういえば、同じ塚本先生の「日本糞虫記―フン虫からみた列島の自然」を、古書店の100均で購入して、ツン読の山の中に入ったままでした。掘り出して読まなくては...。
ちなみに携帯クリーナーはこんな感じ。わ縲怩「。さ、ペロのようにおとなしく本でも読みますか。
糞虫も含めたコガネムシの仲間についてはこちら...
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日本鞘翅学会
糞虫たちの博物誌 塚本 珪一 青土社 2007-05 by G-Tools |
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