アップルの2007年第4四半期における業績発表がありました。まだ英語のプレスリリースだけですが、日中には日本のアップルでも発表されることでしょう。
要は、今期はたくさんMacが売れたというのがホットニュースの内訳なのですが、英語版のプレスリリースの上のほうにある「Data Summary」をクリックしてみると、その内訳が詳しく分かります。
売り上げなどのデータは、Amerias、Europes、Japan(1国がそのまま項目になっているのもびっくり)、Retail、Other Segmentsの5つに別れているのですが、日本だけが去年に比べても、前期に比べても売上高ではマイナスです。やはり日本では企業が採用しないのが大きいでしょうねぇ。基本的に、会社の仕事を家に持ち帰るという国民性(?)も考えると、家のパソコンも必然的にWindowsになりますし...。
最近はデザイン関係でもWindowsで充分ということになってきているようですし、ビジネス上でMacを使うと良いことって、特に日本ではほとんどないですから。個人的にはExcelのWin/Macの互換性が未だ低いことがかなり響いていると思います。あれはMSフォントの問題もあると思うのですが、新しいOfficeでそれが解消されないと、日本ではビジネスには使えないということになるので、まだまだ厳しいと思います。それだけMS Officeは影響力があると思うのですが...。
製品の内訳では、iPodはこの時点では新製品効果が現れていないのか若干の微増。今期は新iMac効果でデスクトップが大きくアップしているようです。これからホリデーシーズンですが、新しいiPodのラインナップがどのぐらい売り上げに貢献してくれるのか興味深いところです。
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