先日のホーチミン滞在の写真のトップは、着いて真っ先に食べた牛肉のフォー。米でできた平らな麺です。テーブルには麺に入れるための数種類の香草(といっても、ちょっと見た感じはただの雑草。季節のせいなのか、いわゆるパクチーはほとんどありませんでした。)や、ライムのようなレモンが用意され、お好みで入れて食べます。葉っぱは無造作に積まれているので、皆さん手でむしって入れて食べてました。
ベトナムといえば当然フォーだと思っていたのですが、他にもいろんな種類の麺があってびっくりしました。特にこの店には3回ほど通い、カニ肉がたっぷり入った麺のバリエーションを食べました。
こちらはタピオカ麺。タビオカ芋の澱粉でできた麺なので、ちょっとプルプルした触感です。
他に、ツルツルとして透明な春雨麺、黄色いラーメンのような色のミーという麺など。同じ店で食べましたので、基本的な味はほぼ一緒ですが、麺の食感の違いを楽しませていただきました。
こちらは店内がとても暗くて写真がピンボケてしまいましたが、スパゲティーぐらいの細さで、ちょっと透明感のあるブンという麺。ベトナム南部ではフォーよりもブンのほうがポピューラーなのだとか。
こちらは汁なしのブンの麺。見た目は太めの少し乾いてしまったそうめんのようです。汁なし麺は、ガイドブックには「つけ麺」とあったりしますが、この店では単純にぶっかけ麺でした。ぶっかけて食べてみた感じは、冷やし中華のような食感です。見た目のイメージで、パサパサしてまずそうだと思ったのですが、汁をぶっかけて食べてみると、不思議と汁がうまいことからみ、意外とシンプルで美味しかったです。
でも、このお店で有名なのは麺ではなくパン。これもピンボケてしまいましたが、このバケットのサンドイッチは、美味しかったので2度食べました。
あまりに美味しかったので、ノーマルの小さめのフランスパン(2500ドン=18円!)だけ買い、後でホテルのルームサービスでチーズとハムの盛り合わせを頼んで食べたら、これまた美味しかった!パンそのものが美味しいんです。
長いフランス統治下時代の伝統で、フランスから持ち込まれた酵母が使われており、それでパンが美味しいのだそうです。
ここでは一番シンプルそうな菓子パン(写真無し)も買ってみたのですが、それも見た目以上に食感がふわっとしていて、ココナッツの香りがふんわりと漂う、絶妙な甘さ控えめのパンでした。ああ、こんなパン屋さんが近くにあったらいいのに...と心底思いました。
甘いものといえばチェー。こちらはジンジャーティとのセットでした。チェーを食べたのはこれ1回きり。これも美味しかったのですが、チェーにもいろいろあるようなので、もっともっと食べたかったデス。
旅行に行く前に、東京農業大学の小泉武夫先生(「発酵」とグルメで有名)が推薦していたので買った本がこちら。ディープなベトナムめしの本です。食いしん坊な方は、これを読むとベトナムに行きたくなりますよ!
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