三越本店(新館)で3月8日まで開催中の、生誕100年記念写真展「土門拳の昭和」を見に行きました。
昨年、武蔵野市立吉祥寺美術館での小さな写真展を初めて見に行って以来でしたが、想像以上に大規模な写真展でした。土門拳の生涯を辿ったものと言ってよいと思います。見ごたえたっぷりでありました。
いらしている方々は年配の方が多く、戦前・戦中・戦後の写真を熱心にご覧になっている方が多かったように思います。特に戦後の子供たちの写真は生き生きして良いですね。おしくらまんじゅうをしたり、相撲をとったりしている写真をみると、モノはなくてもみんなとても楽しそうに遊んでいるなぁ...と思います。この雰囲気、最近はめっきり少なくなってきたような気がします。そもそも外で遊んでいる子が少ないような...。
最近仏像に興味のある私は、「古寺巡礼」シリーズを迫力ある大きなサイズで見ることができたのも良かったです。お寺の風景もありますが、特に仏像は、並々ならぬ情熱で撮影されたんだなぁという迫力が感じられました。
いつか山形県酒田にある土門拳記念館にも行ってみたいものです。
土門拳 腕白小僧がいた (小学館文庫) 土門 拳 小学館 2002-08 by G-Tools |
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