アジ紙―東欧を旅する雑貨店チャルカの、好きで好きで仕方のない紙のはなし チャルカ アノニマスタジオ 2009-05 by G-Tools |
チャルカさんで買い物している方なら「アジ紙」という言葉もおなじみだと思いますが、「アジ紙」とは「味わい深い紙」のことなのですが、チャルカさんの定義によると「個性、味わい、趣き、背景、ストーリーのある紙」ということだそうです。かくいう私もすっかりアジ紙ファンであります。
この本も、本全体のトーンがアジ紙風であるだけでなく、実際にアジ紙(春日製紙さん製造の更紙)が印刷用紙として使われているという懲りようです。
通して読んで、チャルカさんで扱われているアジ紙アイテムのルーツを知ることができました。そしてその影で、多くの東欧の職人さんと大阪の職人さん達が活躍していることもわかりました。特に製本屋のおばあちゃん、素敵過ぎます!あのおばあちゃんがチャルカさんの中とじノートを作っているのかと思うと、また違った味わいが感じられます。
もともとチャルカさんのアジ紙商品は好きだったのですが、その背景を知ってますます好きになりました。そして身の回りのアジ紙探しに熱が入りそうな予感です。
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