Snow Leopardをインストールしてから5日目。ちょっと速くなったかな...ぐらいですぐに慣れてしまい、今ひとつ実感がないというのが正直なところです。それだけスムーズなアップグレードだったということです。ちなみに、スピードアップを一番実感できたのは、初代MacBook Proでした。低速マシンほどアップグレードの効果は高いかもしれません。
私はExposeとStacksを多用するので、実際に一番重宝し、Snow Leopardを常に意識させられるのがこの2つ。わりと単純ですね。
Time Capsuleでのバックアップも確かに速くなったような気がします。アップデート後、はじめてのバックアップ時、「準備中...」表示でしばらく時間がかかったので、あまり変わらないのかなと思いましたが、バックアップ作業が始まれば、前よりも進行が速く感じます。今までは、MacBook Airなどのノートタイプは、バックアップが始まると、動作が鈍くなったりするので、気が向いたときに手動でバックアップを取っていました。しかし、Snow Leopardになってからは、自動にセットしておいて、バックグラウンドで作業させても、あまりうっとうしく感じなくなりました。
その後、プリンタを設定するのを忘れていたのに気づきました。いつのまにかプリンタのアイコンが、リアルなMP980アイコンに変わっていたのですが、印刷をすると出てきません。
今まではCanonのMP980は有線LANでハブ代わりのTime Capsuleにつないでいたのですが、どうもこのCanon独自のLAN設定ではうまくつながりません。結局Macらしく、USBでTime Capsuleにつなぎ直し、AirMacで共有することにしました。AirMacユーティリティでプリンタの共有設定を行うと、Mac側からはBonjourプリンタとしてリストに出てきますので、自動設定により設定することができました。以前はこの方法ですとエラーやインク残量が表示されないので不便でしたが、最近はAirMac経由でも確認できるようになっています。
加えて同じプリンタリストの中に「Bonjourスキャナ」としても認識されました。Canonの付属アプリケーションを使わなくても、ドライバだけで基本的なスキャンができるようになりました。
プリントすると、ドッグのアイコンにスプールされた印刷書類の件数が表示されるようになりました。この機能もありそうで無かった機能ですが、なかなか良いと思いました。
職場のiMacにもやっとSnow Leopardをインストール(これも上書き!)しましたが、ゼロックスの複合機はBonjourプリンタとして認識されたので簡単に設定完了。エプソンのLP9400はIPプリンタとして再設定。大型インクジェットのPX7500は、エプソンのサイトからドライバをダウンロードして再インストールしました。プリンタドライバの対応は、結局メーカにより、機種によりそれぞれということのようです。
公私ともに、私が普通に使うアプリケーションの中で、使えずに困ったモノはありませんでした。1Passwordは、早々にバージョン3への有料アップデートの手続きを済ませ、現在はベータ版を利用。Version 2と比べると、見た目がかなり変わってます。キーチェーンの同期の問題なのか、1Passwordの問題なのかわからないのですが、キーチェーンのパスワードを同期しているメインのiMacで、MobileMeでの同期をするたびにパスワードを求められます。MobileMeでのキーチェーンの同期をやめるとおさまるので、キーチェーンの問題ではあるようですが、iMacだけで起きるというのが不思議です。
Adobe系ではIllustratorのCS3を入れていますが、これも問題なく使えています。でもAdobe系のアプリの64ビット対応はCS5からだそうですね。それなのにCS4にアップグレードしろと言われても...というのが正直なところ。特別割引と称しても1割ぐらいしかサービスしてくれないようですが、せめてアカデミック並にアップグレード料金を下げて欲しいデス。
2日使って、Excel2008では異常終了が2度。これは久しぶりでしたので、Snow Leopardとの相性ではないかと思います。どちらかのアップデートでの改善を望みます。
マイクロソフトといえば、昨日はこんなことも...
MS、Windows 7のボリュームライセンス提供を開始:7000万台の需要を見込む:ニュース - CNET Japan
いよいよWindows 7の発売が近づきました。パソコン業界もこの特需に大いに期待していることでしょう。しかしこの不景気、業界関連でなければ、一斉にOSのアップデートするのはなかなか難しいところかも。
コメントする