iPhoneガイド実験@東京国立博物館

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R0014129私の大好きな東京国立博物館の法隆寺宝物館で、iPhoneによる館内ガイドの実験を行っていることを知り、先日体験してまいりました。

クウジット社の、無線LANを使った位置情報「PlaceEngine」の技術を使ったものだそうです。

私は国立博物館の年間パスポートを持っていますので、パスで入館してまっすぐに法隆寺宝物館へ。いつもは受付の女性1人がポツンと座っているだけなのですが、iPhoneガイドの受付の方が何人かが待ち構えています。(博物館のスタッフの方々は「ソニーの方」って呼んでましたが...)

名前と電話番号を用紙に記入し、係の方の説明を聞いた上で、ネックストラップのついたiPhoneを受け取ります。落下防止の意味もあり、首にぶらさげることになります。

展示室に入り、最初の対象陳列物に近づくと、無線LANを使った「PlaceEngine」の技術で位置情報を取得し、バイブレーションで解説が通知されます。地図上で赤く点滅しているところをタップすると解説開始。解説は音と画像でした。解説中に画面をタップすると解説の一時停止、再度タップして続きの開始です。途中で、気に入った仏像に投票する場面もあります。

R0014110私の好きな「摩耶夫人」(まやぶにん)の解説もありましたよ縲怐B(写真は暗くてブレブレですが...)

館内が暗くても、iPhoneの画面は光っているから見やすいですね。

iPhoneを水平にしている状態から、一度ひっくり返して元に戻すと、法隆寺宝物館そのもののテキストガイドが表示され、フリックでベージをめくったりすることができました。もう一度ひっくり返すと元の画面に戻ります。このあたりはiPhoneらしい趣向です。

残念なのは、1部屋で1縲怩Q程度の解説しかないため、コンテンツとして物足りなかったこと。実験ですから仕方ありませんが、全ての展示物を解説してくれるぐらいのことをして欲しいですねえ。特に法隆寺宝物館はそれほどの数の展示数ではありませんし。

ただ、現在主流の音声ガイドよりは、多くのことを知ることができますから、内容さえ充実すれば使いやすいのではないかと思いました。陳列物にまつわる話は、解説パネルに書ききれるものではない場合がほとんどですから、この手のガイドは美術館というよりは博物館に向いていると思います。同じ時間帯に参加していた複数の年配の女性も、操作に迷うこと無く使っていたように見えました。今後の商品化に期待しています!

で、最後に入り口に戻ったところでアンケートに協力して終了。引き続き、常設展も見学して博物館を楽ませていただきました。

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このページは、raizoが2010年1月30日に書いたブログ記事です。

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