iPadでWWDC2010の基調講演を観る。

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今日は夜に帰宅してから、本日未明に行われたWWDC 2010のジョブズ氏による基調講演のストリーミングビデオを、iPad+Safariゆっくり鑑賞しました。動画はiPadの画面一杯にして観ていましたが、十分なクオリティ(これがHDなのですね)で、横で見ていた家人も「映画みたいだな...これで映画を観たい」と申しておりました。うん、私もです。あとで何かリッピングして入れてみよう。

さて、肝心のジョブズ氏による基調講演。なによりジョブズ氏ご本人が元気そうなのが一番良かった。前回よりも声にハリがありましたし、あれだけ長時間立ってデモできるぐらいの体力があればもう大丈夫でしょう。いつもの黒いタートル・ジーンズ・ニューバランスのシューズ姿も健在です。

開場内で多くの参加者がWi-Fiを使っていて、ジョブズ氏のデモができなくなってしまったエピソードは、後半にも何度かジョーク交じりで話が出てきて、本編よりも面白かったかもしれないなぁ。

アップルCEOジョブズ氏の「iPhone 4」デモ、Wi-Fiが原因でトラブル発生 - CNET Japan

他にも、iPhone 4のデザインの紹介で、事前にデザインが漏れていたことを承知で、わざと「見たことないでしょ」と言っていたり、周囲のアルミ部分の3ヶ所のスリットの謎など、事前の噂にひっかけた話もあり、今回は私にも笑えました。(いつも英語がよくわからなくって、なんでみんな笑ってるのかなぁ...と思うことも多いのです。)

Ratina Display(あちこちで網膜ディスプレイと書かれていたもの)も、デモを見るまではなんのことやらわからなかったけれど、人間の網膜は1インチ300pixelを認識するのが限界で、その限界ギリギリの解像度ということだったのですね。な縲怩驍ルど。

A4チップって、あらためて見てみるとあんなに小さいのかと少し驚きましたし、ジャイロスコープの紹介場面での、お若い方の歓声(ゲームのデベロッパーの方でしょうか)も印象的でした。今回も、メガネをはずして頭にのっけて、このジャイロスコープを使ったゲームをiPhoneで操作するシーンがあり、真剣なおかつ楽しそうにトライしていたのがほほ笑ましかったです。

今回のOne More ThingのFaceTimeのデモ中では、ジョブズ氏自身が「スタートレックのコミュニケーターみたいだ」って言っていたような気がしましたが、顔の見える小型コミュニケーターってありましたっけ?でも要は未来的という意味なのですよね。

以上、今回もいろんな意味で楽しませていただきました。やっぱりジョブズ氏のキーノートは楽しいですね!紹介しているモノが、すごく素晴らしいものに思えてきますから不思議です。いや違います、本当に素晴らしいということなんですよね。

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このページは、raizoが2010年6月 8日に書いたブログ記事です。

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