昨年に引き続き、今年も:みすず書房の月刊「みすず」、読書アンケート特集号を読みました。去年は恵文社一乗寺店で他の本と一緒に通販しましたが、今年は紀伊国屋書店本店3階で。お店の公式Twitterで流れていた通り、レジのすぐ前に平積みになっていました。
これ読んだ!というのは、伊東豊雄「あの日からの建築」 (集英社新書)、内澤旬子「飼い喰い」(岩波書店)…ぐらいでまさに軽いものばかり。
気になっていたが買わずにいた本としては
畠山直哉「気仙川」(河出書房新社)
黒川創「日高六郎・95歳のポルトレ」(新宿書房)
赤坂憲雄・小熊英二ほか「「辺境」からはじまる―東京/東北論―」(明石書店)
といったところがあって、日野六郎さんの本は読んでみようかなぁと思っています。
昆虫本の先生、小西正泰さんのイチオシは「日本博物誌総合年表」でしたが、フツーの人が買う本ではないので、あきらめるとして、他の4冊もみんな面白そう。気になっていた、三橋淳「昆虫食文化事典」(八坂書房)や大澤省三 「虫から始まり虫で終わる―ある分子生物学・分子進化学者の辿った道のり」(クバプロ)も入っていたんですよねぇ。昆虫食の本は高いので、古本屋さんで見つけたら買いたい。
他には安間繁樹「石垣島自然誌」(晶文社)も気になりました。結局また理系本ばかりですな。
このアンケート特集「みすず書房」のものらしく、選ばれている本も堅い本が多く、半分以上ちんぷんかんぷんですが、それでも今年は原発事故・原子力関連の本が目立ちました。そんな本の1つで、昨年欲しい本のリストに入れてから、なかなか本屋さんで再会できずにいたのがこちら。みすずでも「重版出来」だそうですので、これも買わなきゃ。
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