本日始発より、小田急小田原線の東北沢・下北沢・世田谷代田の3駅が地下化されました。わが家の最寄り駅の1つが世田谷代田。前は駅が地下になる前に引っ越す…と言っていたのに、結局先に小田急の方が完成してしまいました。よく利用する駅なので、いろいろと影響は大きいです。
まだ駅は見に行っていないのですが、朝、これまでは遠くに聞こえていた電車の音がしなくなりました。ましてや線路脇のお宅は、電車の音がしなくなって環境もガラっと変わったでしょうねぇ。
開かずの踏み切りが無くなるのは良いのですが、ホームまでがかなり遠くなるのは痛い。先の日経の記事にもありますが、実は地下化工事はまだ半ばで、今回できたのは一番深い急行用のトンネル。緩行用のトンネルはこれからなのです。そのため、世田谷代田駅は、本来の緩行線用のトンネルにできるはずのホームがまだ使えないため、深いほうの急行線のホームが仮ホームになっています。そのために余計に深く潜る必要があるというわけです。
さっそく利用した家人の話では、感覚的には千代田線の新御茶ノ水の駅ぐらい深い…とのこと。うむ、よくわかりました。確かに深そう。以前は電車を走って追いかければヒョイと乗れたぐらいだったのに…。
下北沢の駅は、ホームが狭いし、ゴチャゴチャしているのであまり好きではなかったけれど、ガード下のお店の雰囲気は好きでした。八百屋さん・お豆屋さん・貝屋さん・お茶屋さん…こうなってみるとやはり名残惜しい。
地下は災害があると怖いという人もいますし、どうも無味乾燥です。地下区間は車窓からの眺めも無くなってしまいましたしね。やはり鉄道は、たとえ街中ではあっても風景の中にあってこそだなぁ…と思った日でした。
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