「洋服ポスト」に洋服を出してきました。

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出して来ます!1ヶ月以上前から、近所の至るところにポスターが貼られていた「洋服ポスト」。まだ着られる不要な衣類全般(靴、サンダル、ベルト、帽子、バッグ、ぬいぐるみも可。)を持っていけるのだそうです。


まだ着られるにもかかわらず眠っている、あるいは処分されてしまう衣類を集め、洋服たちがふたたび活用される機会をうみだす取組みです。集まった衣類は売却し、重量におうじた寄付金を環境保全や社会貢献のための活動など世の中をよくしようとする活動に還元します。

ほほう。とにかくゴミとしては「捨てる」のは気が引けるけれど、再利用してもらえるなら…と、まさにタンスの肥やしだったものを持ち込むことにしました。

大きなゴミ袋にちょうど一杯になるぐらい集まりました。ゴミにするのは…とずっと捨てかねていたものばかり。重さを量ってみると4kgありました。

20130324101305大きな袋を抱えてすぐ近所の会場へ…。誰もいなかったらどうしよう、引き返すのは嫌だな…などと考えていましたら、私だけでなくあきらかに「あの人も…」と思われる大きな袋を持った人が何人か、普段は駐車場になっている今回の会場に向かっています。現場では現場でスタッフの方にお渡しするだけ。次回開催のお知らせチラシをもらって終了です。これで開始早々の10時過ぎの状況ですから、最終的にはかなり集まったのではないでしょうか。

チラシを読んでみると、どうやらこの活動で得られるお金で、地域のコミュニティースペースを運営するお金にするのだそうです。あれ、そういうのってどこかで聞いたような…。なんだか実家(石巻)あたりでありそうな話です。

今住んでいるあたりは、人はもうたくさん住んでいるのだけれど、「お店」はどんどん無くなってきています。流行っているのはコンビニやラーメン屋さんだけではないでしょうか。私が引っ越してきた時は本屋さんも2軒あったし、八百屋さんや魚屋さんもありました。(肉屋さんはかろうじてまだあります)クリーニング屋さん、酒屋さん、おそばやさん、パン屋さんなども無くなりました。すでに「商店街」という様相では無くなっています。

これでは地方の商店街の状況とあまり変わりないですな。東京でもこういうところもあるのです。私としては「まちを盛り上げるコミュニティづくり」に賛同しての持ち込みではなく、とにかく不用品を何とかしたいというのが動機でした。多くの奥様もそうだったと思いマス。果たしてあまり一体感の無いこの街(まあ一応お祭りとかはありますけどね)でそんなことが実現できるのか?今後の動向に注目したいと思います。

ちなみに…くみこさんにこの話をしたら、石巻でもやって欲しいと言ってました。石巻のゴミ出し、衣類は小さく切って出さなくてはいけないので面倒だし、だからといって古着を引き取ってくれるところも無いからです。(逆にこれまでは古着が集まって来ていたぐらいで…)最近は寄付が減り、資金不足で事業を中止するNPOも多いと聞いています。寄付や補助金に頼るばかりでなく、運営資金集めに積極的に動くことも必要なのでは?と思ったりもしました。

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このページは、raizoが2013年3月24日に書いたブログ記事です。

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