USB/DAC「TEAC UD-501」のレポート。本日はiTunesからの再生です。特に特別なアプリをいれずとも、iTunesに入れている曲をDACを通してステレオで再生することができます。これがなかなかいいですよ。うん。
セッティングはといいますと、USBケーブルでMacとUD-501を接続し、Macのシステム環境設定の「サウンド」で出力先を「TEAC USB AUDIO DEVICE」に切り替えればOKです。これも簡単!
UD-501と直結しているMacBook AirのiTunesには何も入っていませんが、ホームシェアリングでiMacに入っているライブラリを自由にブラウズして再生することができます。
特にアップル・ロスレスでリッピングした曲は、CDに迫る音がしました。WAVファイルだったらもっと良いかもしれないですね。AACで圧縮した曲も、それなりに聞こえます。これは思ったより良かったのでびっくり。ちなみにUD-501のディスプレイにはPCM 192kHz…と表示されます。
そしてもう1つ試してみたかったのは、AirMac経由の再生です。これまではTimeCapsule→(ブリッジ接続)→AirMac Express→RCAケーブル(アナログ)→アンプ(光入力無し)というルートで、iMacからスレテレオに音を飛ばしていました。DACの導入により、AirMacで飛ばした音を、Optiaclケーブル(光デジタル)でDACにつなぐことができるようになりました。
実はAirMac Expressのデジタル出力のサンプリングレートは44.1kHz(CDと同じレベル)なのですが、AppleTVはもう1段階上の48kHzなのです。せっかくならAppleTVから出したい。ということで…
iMac→TimeCapsule→Apple TV→Opticalケーブル→(デジタル)→DAC→アンプ
というルートを作りました。こちらは、UD-501のディスプレイにはPCM 48kHzと表示されますね。これまでよりは良く聞こえるのですが、先ほどのUSBケーブル経由に比べるとダメ。完全に圧縮感のあるザラっとした音に鳴ります。同じ音源を鳴らしているのですが、明らかに音が違います。不思議ですね。Apple TVからの出力は、あえてiMacから直接鳴らしたい時だけになりそうです。Opticalケーブルへの投資はやめておきます。
また、これによってAirMac Expressが不要になりました。以前は東芝のHDDレコーダーをLANにつなげるためにも使っていたのですが、現状でネットワークの機能をほとんど使わないため、とりあえずスイッチは常時OFFに。つけっぱなしの機器が1つ減って少しエコになったかも。
ちなみに…AirMac Expressとアンプをつないでから、かれこれ9年でした。
AirMac Express来ました! - now and then
これでMacからのUSBケーブルによる出力は、なかなか良い…ということが認識できました。USBケーブルに奮発して良かった。これで後でRCAケーブルにさらに投資する踏ん切りもつきました。DACとiTunesの組み合わせだけでも、CD並みの音質は楽しめそうです。だったら単純にCDで再生すればいいじゃないかと言うところですが、ディスクの交換する手間が無いところが良いところです。
さてこうなれば、次はハイレゾ音源の再生の音質向上を目指したいと思います。これはまたいずれ。
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