風呂読書事始め。

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以前は、「風呂で読書なんて…」と思っていた。そもそも本が濡れるのがいやだった。

プロ野球シーズン中は、実は風呂iPad(iPadをジップロックに入れて風呂場に持ち込む)で野球中継を観ていた。試合が長くて終わるのが待てないからである。しかしそれも、今シーズンの東北楽天は負けが込み、終盤まで粘ってみたいような試合がないため、風呂iPad率もめっきりしなくなった。

昨年あたりから、書店でもららえる出版社の雑誌(新潮社の「波」とか岩波の「図書」とか)を読むようになった。

そもそもは、いつも大好き幸福書房でその手の雑誌をたくさんくれるのだけれど、読まなくてはいけない積ん読の山も高まる一方。でももらったものを読まずに捨てるのももったいない…とお風呂で読み始めたのが始まりだった。

といっても、好みではないところは飛ばして読むから2〜3日で読み終わってしまう。一度そういった習慣がついてしまうと、なにかないと落ち着かない。

そこで今度は古本を持ち込むことにした。100円均一で買ったワイド版岩波文庫、正岡子規の「病牀六尺」が2冊(!)あり、そのうち状態の悪い本を風呂本へ。こうやってみると、ワイド版岩波文庫は、表紙に撥水加工的な紙が使われているので、風呂場には塩梅が良い。しかも字が大きめなのでメガネなしでも読みやすい。(「病牀六尺」を読むのも実に30年ぶりである。)

どこかの100円均一でまたワイド版岩波文庫を見つけたら、なんでも良いので風呂本として買おうと思っている。ただ思い返してみるとあまり古本屋さんではあまり見かけたことがないなぁ。

※ちなみに著作権切れのためKindleだと0円。風呂iPadをするなら風呂Kindleってのもありか。

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このページは、raizoが2016年5月22日に書いたブログ記事です。

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