届いてみると、お値段相応(特に東京大学出版会の本は高い…)に、思った以上に大きくて重い本でした。
嬉しくてまだパラパラめくっているだけですが、専門用語は減らしてわかりやすい記述を心がけていると書いてありますから、単なるにわかファンである私にも読めそうな気がしています。難しい用語には欄外に解説がついていて親切です。
このほかに、先日石巻の一箱古本市で買った宮城の地学本と、さらに春に萬葉堂で買った宮城の地学本も持っていますので、3冊並べてみました。へへへ。
大辞林で調べてみますと、「地形学」とは、地表の携帯・特徴・成因・発達史などを研究する自然科学。「地学」とは、地球を研究対象とする自然科学の総称…だそうです。とすると、地学の中に地形学が含まれるということですね。一応理系ではあるのですが、地学はこれまでほとんど馴染みがなく、そのへんの違いもよくわかっていませんでした。
地球の表面の話が地形学。化石や地層など、地面の中の話にはそれほど興味がわかないので、私はやはり地学というよりは地形ですねぇ。そういった意味ではこの本は高かったけれど満足度が高いです。
そしてこの「日本の地形」シリーズ全体がとても良さそうなので「総説」と、馴染みのある「関東」あたりも読みたたくなってきました。図書館で借りられそうなので、取り寄せしてもらうか思案中。…が、本当はどこか古本屋さんで安く出会えるといいんですけどねぇ。
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