12月もあっという間に3分の1が過ぎてしまい、毎年恒例のミステリーのベスト10シーズンが到来しました。
これまでは、「このミス」(このミステリーがすごい! 2018年版)で1位になった本(だいたい海外部門)を読んでみるのが恒例になっているのですが、今年はR・D・ウィングフィールドの「フロスト始末」(上下)でした。日本部門では今村昌弘の「屍人荘の殺人」が、史上初、デビュー作にしてミステリランキング3冠だそうです。そしてどちらも東京創元社の文庫ですね。カズオイシグロのノーベル賞で、早川書房が大ブレイクしていましたから、東京創元社もこのベストテンで溜飲を下げたことでしょう。
今年の年末は、惰性で読み続けていたコーンウェルの検視官シリーズの新刊も出ないようなので(内心ホッとしている)「フロスト始末」を読むことにしました。ちなみにこれまでのこの作品のこれまでのシリーズはまったく読んだことがありません。この話が面白かったら読もうかと。
早速一番近いところにある本屋さんに急行し、奇跡的に新刊が(しかもシリーズ全部を揃えていました!)あったので、すかさず手にしたのですが、この店舗、新古書店も同じフロアに併設されていて、なんと古本エリアにも同じ本が半額以下で並んでいました。もちろん安い方へ変更。しかも1つ前のシリーズも上下各100円!年末まで古本が20%割引になるカードを持っていたのでさらにお安くゲットです。嬉しい!
安く買えたことに(上巻1冊の値段で4冊買えてお釣りが来た!)調子に乗って、本の特集だったカーサブルータスまで買ってしまいました。(最近雑誌を買うのは控えていたのになぁ。)小説比率が低くて、様々なジャンルの本が紹介されていて、他の読書特集とはまた一味違ったラインナップで面白かったデス。
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