Engadgetの長岡市立図書館100周年の記事が残念だった話。

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ガジェット紹介サイトEngadgetで珍しくアナログな図書館の記事を読みました。長岡市立図書館、実は凄いんですね。

100年前に利用率が日本で最も高かった図書館の話 : 情熱のミーム 清水亮 - Engadget 日本版


デジタルガジェット中心のサイトなので、少し驚きながら読みましたが、ちょっと突っ込みを入れたいところも…。

この街の図書館は、基本的に蔵書がハチャメチャである。良く言えば幅広い、悪く言えば節操がない収集方針になっていて、ときには「これ誰が読むんだ?」というような内容のものまであったりする。

ハチャメチャの蔵書の「ジョエル・ロブションのすべて」が、誰が読むんだ?の例として出てきたけれど、くだんの本のカバーフィルムはすでに一部破れており、それはすでに何人かの手に取られているという事ですよねぇ。

この蔵書のラインナップが「ハチャメチャ」とか「役に立つのか立たないのかわからない本ばかり」と称するのは、あまり本を読まない(と思われる)この記事の読者層に対して記事を面白おかしく表現したのでしょうね。記事の内容は褒めているともいえますが、○タヤ図書館のように、売れ残り古書を蔵書として買っている訳ではないですし、幅広い教養を提供しているだけでドンデモ選書とはちょっと違うような気がするのですが。

地方に引っ越してみると、本屋さんがまだ何軒かあるだけ都会ではあるのですが、それでも本のラインナップは無難なもので、ちょっと堅かったり専門的だったりすると図書館に行かないと出会えません。本であっても東京のようになんでもあるわけではありません。amazonで何でも手に入るだろと言われても、全ての本を買うわけにもいきません。石巻の図書館も、地元の本屋さんにはまず並ばない本が入っていますし、頑張っているなとは思うけれど、やはり蔵書の規模は小さめです。なかなか手にとることのできない本が並ぶ長岡市立図書館の蔵書をうらやましく思いました。

個人的にはこの図書館に行ってみたくなりましたが、この記事を書いた人の結論はなんだったのだろう…。自分の文書をクライアントに売ることが基本の、「(東京の)ライターさん」の論理なのかな…と、せっかくの良い図書館の話なのにちょっと残念に思いました。

というわけで、本当はこの本も読みたいのだけれど、もちろん地元の本屋さんには置いてないですし、図書館にも無い。なかなか仙台にも買い物に行けていないので、ネットで買うかどうか迷い中。

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このページは、raizoが2018年6月 9日に書いたブログ記事です。

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