マユンキキ「SIKNU」(Reborn-Art Festival 2021-22)

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サウナ石巻跡

緊急事態宣言期間に突入する前に市街地エリアだけでもクリアしよう…と、まだ行っていなかったエリアをいくつか見てきました。人が少なそうな時間を狙っていったので、案の定ほとんど一人でした。

良かった…と思ったのは、旧サウナ石巻のマユンキキさんの作品でした。


入墨云々

このスポットは隣は鶴の湯、そしてこのサウナ石巻。どちらもスタッフの方が1人ずついるだけで、ほぼ私が観客として独占。マユンキキさんの作品は、映像が多く、全部観ると40分ほどかかります。(そして映像作品の部屋は、人が何人かまとまって来ると密だろうなぁ…というところ。)

それだけ長いと、さすがに人が(合計2人)入ってきましたが、私より先に出ていってしまったりで、これも実質ほとんど1人。しかしこの作品。映像でのインタビューの内容が肝心なのになぁ。私なぞ、映像を見た後にあらためてマユンキキさんのほかの作品をもう一度ぐるりと観て出てきました。(ちなみに作品は撮影禁止。)

アイヌについてはもともと興味があり、意識して本を読んだり美術展に行ったりしていたので、最初から最後まで全部興味深く。作品の一つ、再現されていたマユンキキさんの部屋に置かれた本も、当然アイヌ関連の本が多く、気になる本ばかりでした。

最近は「ゴールデンカムイ」発のブームもあるけれど、これまでとは違った新世代のアイヌ感も感じましたし、アイヌ・和人というよりは、様々な立場の人たちが共生するとは…ということも考えさせられました。

ということで、市街地エリアの4ヶ所は2日に小分けでクリア。あとは小積浜のビオトープだけでも観に行きたいけれど…行けるだろうか。いやこれは、アートが云々というよりは自然科学的興味ということなのだけれども。

そして緊急事態宣言下のアートフェスティバルの行方はいかに?


※この宇梶さんの本も良かったです…

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このページは、raizoが2021年8月28日に書いたブログ記事です。

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