岡崎武志さんや古ツア(古本屋ツアー・イン・ジャパン)さんのブログで、ちくま文庫として発売されることを知りました。西荻窪の古書店、盛林堂書房から出た元本も持っていますが、野呂邦暢のエッセイや、編者のお二人の対談が追加になっていると聞き、発売を楽しみに待っていました。そうでした、元本が出た頃はまだ東京にいたので、盛林堂に行って買ってきたんだっけ...。
文庫サイズになったので、写真は小さくなってしまいましたが、それでも新たな気持ちで写真を眺め、野呂邦暢の古本エッセイ、そして岡崎武志さんと古ツアさんの対談と、楽しく読ませていただきました。
追加された古本エッセイもとても良かったのですが、やはり巻末の編者のお二人の対談が楽しかった。その中で、野呂は自分で撮影した写真を、故郷の諌早で時々眺めては、また行きたいなぁと思っていたのでは?...という話題がありました。いや今になってみれば私もよーくわかります。私もそんな気持ちでこの文庫の写真を眺めていました。
あー、古本屋さんめぐりしたいなぁ。
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