今年の3冊(2023)

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先日左小指の先の腹側をキッチンばさみでさっくり切ってしまい、キーボードを打つのに難儀していました。キーボードに向かうのもおっくう…と思っているうちにもう年末。早いです。

で、本題の今年の私の3冊の発表です。

第1位は、ちいさなかがくのとも6月号・山口てつじ『カメムシかあさん』(福音館書店)であります。かなり変化球ですが、とにかく「本」として今年最も感激しました。

ちいさなかがくのとも6月号『カメムシかあさん』がステキすぎます。 - now and then


第2位は、小林昌樹『調べる技術』(皓星社)

その後も、国立国会図書館の国立国会図書館デジタルコレクションでの検索で(個人的な)新発見続々。これが全部自宅でできちゃうところがなによりすごい。そしてこの本が出版されて以降の「調べる技術」も日々進化しているに違いなく、本のデジタル化も悪いことばかりではないなと思い直しています。

小林昌樹『調べる技術』(皓星社):さっそく役にたってます〜(事例付き) - now and then

第3位は、アルテュール・ブラント『ヒトラーの馬を奪還せよ 美術探偵、ナチ地下世界を往く』(筑摩書房)

今年は小説をほとんど読まず。こちらはノンフィクションなのですが、読み物としてミステリーのようなストーリー展開で、わくわくして読みました。

次点は、樋口大良『ヒルは気から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記』(山と渓谷社)。子どもたちがヤマビルについて研究をはじめるお話なのだけれど、この本を読んだあと、なんとこの子達が石巻の鮎川にある「おしかホエールランド」(ヤマビルも展示しているのです)に見学に来ていたことを知り、びっくりしました。

今年の読書目標1カ月10冊はクリア出来ませんでしたが、年間100冊以上にはなりました。さらに長年の積読古本を1カ月1冊読むというのも夏あたりで挫折。夏から秋にかけて、ゆっくり読書ができなかったのと、その後はナンプレに熱中して中毒化。読書やネットをみたりブログを書く時間がナンプレに食われてしまってます。もともとパズル好きでもあるんです。

来年も引き続き積読本の消化に努めたいと思います。


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このページは、raizoが2023年12月29日に書いたブログ記事です。

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