映画「アダプテーション」の原作本です。本そのものは蘭コレクターの話として面白く読みました。それからフロリダのイメージがかなり悪くなったことは事実。もともとほとんど埋め立て地という話は知ってましたけど、なんだかサギまがいの土地売りつけの話も出てきて、観光の明るいイメージだけではないのですね。
確かにこれをシナリオにするのは難しいよなあ...ということでカウフマンに同情しました。
たまたま数日前にNHKのBS1で「地球ウォーカー」という番組で、この本の著者スーザン・オーリアンのドキュメンタリーを見ました。著者近影にだまされましたが、思ってたよりおばさんでした。映画アダプテーション公開後、「スーザン・オーリアンです」と自己紹介すると「Oh...Oh!」という反応をされるのよ...という話には笑えました。ドキュメンタリー映画のようでそうでないわけですから、本人も気の毒ですね。でももうすっかりNYのセレブリティという貫禄はアリ。ちなみに彼女の「NewYorker」のオフィスにはMacのCubeが置いてありました。あれで原稿書いてるのかな。
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