「ミスティック・リバー」

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上野の松竹(山手線内回りから見えるところです)にミスティック・リバーを見に行きました。閉館してしまった隣の東宝がすっかり取り壊されていて少しびっくりしました。ここに行くのは4,5年振りくらいかも。上野はやっぱり空いてます。おまけに見終わった後の観客の引きの早さにもびっくり。館内が明るくなった頃には私たちしかいませんでした。(混雑が予想される「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」などは、上野に見に行くと穴場だと思います。)

アカデミー賞も近づき、クリント・イーストウッドの監督ぶりや、俳優達の演技が話題になっていますが...(以下ネタバレあり)

登場人物それぞれの演技はとても良かったのですが、過去の出来事も含めて、話の展開がちょっと説明不足なのか、最後まで見終わった後でどうも釈然としませんでした。説明的なシーンやセリフが、ことのほかパパッと済んでしまうので、ぼんやりしている私がいけなかったのかもしれないです。

ティム・ロビンスが疑われるのはわかるのですが、その結果も含めて、どうしても「おいおいそんなんでいいの?」(3人ともです)という気持になってしまいました。「深い話」ではなくて、逆に単純な話だったのかもしれない。最後にティム・ロビンスの奥さんがショーン・ペンに復讐したりするともっと怖かったかも。(最後のパレードの時、ちょっと期待しました。)

でも、ストーリーそのものではなくて、登場人物1人1人のドラマだというのは理解できました。重い映画であることは確かです。

コメント(2)

私も少し前に見てきました。
何とも腑に落ちない点が多い映画だったので、
気が散ってしまって全く理解できませんでした。
大好きなケビンベーコンは相変わらずカッコ良かったのですが、
私の中ではいい作品だというポイントを認めることの出来ない作品で少し残念でした。
盛り上がりに欠けたのかなぁ。

おぉ、全く同じような状況ですね。

ケビン・ベーコンの奥さんとの関係も、意味はわかるけどなんだかよくわからん..という感じだったし...。(私の中ではケビン・ベーコン=フットルースという古くさいイメージがまだとれません。)

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このページは、raizoが2004年2月15日に書いたブログ記事です。

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