河井寛次郎「六十年前の今」

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60年前の今先日、京都の河井寛次郎記念館に行った際、棟方志功の表紙がステキだったのと、今時めずらしい箱(函というべきでしょうか...)に入った本だったのが気に入って記念に購入。私にしては高級本。置いてあった見本をみて買ったのですが、購入した新品は函がきつすぎて、函の中から本を出すのが大変でした。「本」そのものが気に入っています。装丁に加え、エッセイに添えられた版画も棟方志功のものなので、旧仮名遣いと活字の古くささがいい感じで、パラパラ眺めているだけでも楽しいです。

この本そのものはなかなか市販されていないようですが、中身は近代浪漫派文庫の河井寛次郎/棟方志功の刊に収録されています。エッセイが面白い...と聞いたので、楽しみにしている...割には別の本に寄り道中です。

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このページは、raizoが2005年3月19日に書いたブログ記事です。

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