明日は糸瓜忌:古本屋さんで買った「子規」

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下北沢幻游社最近、街の古本屋さんを見かけると、とにかく中に入ってみるようにな りました。先日は下北沢の古本屋さん「幻游社」へ。このお店の目の前はもう何度も通りかかっていたのだけれど、表の均一棚を見るだけで、中には一度も入ったことがありませんでした。

店内は比較的日本文学系が充実していたように思います。その中で、パ ラフィン紙に包まれて、なにやら古そうな「子規」というタイトルの本 を見つけました。思わず手に取って値段を確認してみると、鉛筆書きで 「2,000」と「200」という2種類の文字が。うむむ...どちらが本当の値段なのでしょう???

古本屋さんで買った「子規」思い切ってお店の奥に鎮座しているおじさんに本を差し出し、恐る恐る値段を聞いてみたところ 「200円だよ」...ということで即購入。昭和26年刊の子規研究の本でした。画像で見ると、ちょっと良さげに見えてますが、戦後の出版で紙が悪いのか、中身はページがまだらに変色し、ページがボロボロになりそうな雰囲気です。ま、200円ですからね。

そして明日9月19日は正岡子規が亡くなった糸瓜忌。今年、根岸の子規庵では、9月30日までの期間、「少年デザイナー 子規」「正岡子規とその弟子たち4−長塚節−」の2つの企画展を開催中。子規の遺品も公開されているそうです。

2年前のエントリー
now and then: 今日は糸瓜忌〜正岡子規

コメント(2)

初コメさせてもらいます。あの、遅れましたが、相互リンクの方でもお世話になっております。

 この200か2000かっていうのは、えらい違いですね。確かにちょっと怖い。笑

 写真で見えるこの、古本屋さんも、どこか異次元的だしね。
 あの、僕もたまたま、最近、椎名誠のさらば国分寺のおばば、という、古本関係の本をよんでおりまして、この話、妙に気になってしまい・・。
 長々とすいませんね。

ワルイ様。初コメントありがとうございます!

店構えもさることながら、店主のおじさんも、妙にひょうひょうとしていて、ちょっと風変わりな雰囲気でした。

最近は、「古本」だけでなく「古本屋さん」の存在そのものが面白くなってきたところです。

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このページは、raizoが2005年9月18日に書いたブログ記事です。

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