根岸の子規庵

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子規庵の入り口朝日新聞で、糸瓜忌の特別展示「子規と不折の句と絵のセッション」の記事を読んだので、久方ぶりに根岸(鴬谷)の子規庵へ行ってきました。

asahi.com:正岡子規の絵20点見つかる 晩年の作品、画風変遷 - 文化芸能
ようこそ 子規庵へ
子規庵からのお知らせ

新聞に掲載された直後だったこともあり、狭い子規庵はけっこうな混雑です。本当なら写真も掲載したいところですが、撮影禁止とのことでしたので入り口のみでごめんなさい。

子規庵の入場券など糸瓜もちょうど棚からたくさんぶらさがっていて、お天気も良かったこともあり、お庭も良い雰囲気。かつて訪れた頃に比べ、お土産コーナー(といっても絵はがきや岩波文庫中心)や、お休みどころ(といっても自動販売機がある程度)ができていて少し驚きました。

今回の「糸瓜忌特別展示」は、残念ながら昨日の9月30日までで終了でしたが、9月23日から、山梨文学館で「正岡子規とその時代」という企画展が開催されているようです。こちらは11月23日まで。

また、子規庵のWebサイトによると、10月にはご近所にある「ねぎし三平堂」の特別協力により、この子規庵で林家正蔵師匠独演会があるそうです。会場がかなり狭いように思いますが...どうなるのかな。

さて、ここのチケットの半券をみせると割引になる...ということで、続けてはす向かいの書道博物館へ。洋画家・書家である中村不折は、正岡子規とも親交が深く、今回の子規庵での書画も、不折の影響を受けて書いたものだそうです。

最後は、鴬谷からテクテク歩いて東京国立博物館へ。10月1日の値上がり前に滑り込みで年間パスポートを購入し、館内のオークラのレストランで一服。お疲れさまでした。

コメント(2)

raizo様、ご一緒させていただきましてありがとうございます。とても楽しいお散歩でした☆
意外なヒットは中村不折の字のかわゆさです♪
こんな教養のない私ですが、またご一緒させて下さいませ

>hayasho さま
ふと思いたって一人でぶらぶらするつもりだったのですが、思いがけずツレができ、こちらも楽しく過ごせました。

しかし、根岸庵の混雑振りには驚きました。ふだんはあんなじゃないんですよ。

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このページは、raizoが2006年10月 2日に書いたブログ記事です。

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