このところ毎年恒例になってきたMARIAGES FRERESのダージリン・ヌーヴォー。いわゆる紅茶の一番茶です。今年はヒマラヤの茶園 NAMRING(FTGFOP1)の茶葉を買ってきました。缶入り50gで3,360円也。
「FTGFOP1」というのはファイネスト・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコのファーストフラッシュの意味で、お茶の新芽とその下にある若い葉1枚だけを摘んだ、黄金色をした葉を多く含む春摘み茶...という意味になります。
もう少し後に出荷される夏摘み(セカンドフラッシュ)に比べ、春のシーズンはファーストフラッシュと言われますが、さらにその中でも最初に出荷されるのがダージリン・ヌーヴォー。同じ茶園の茶葉でも、ファーストフラッシュはセカンドフラッシュよりも、緑の茶葉が多く、そのためお茶の色もそれほど濃くなりません。
高級ダージリンは、他の茶葉よりも上手に入れるのが難しいのですが、上手に入れることができれば、独特のフルーティーな香りがします。フレーバリー・ティーではなくてもです。今回のお茶は「アプリコットのような」という宣伝文句の通り、ちょっぴり甘酸っぱいような香り。香りだけでまずほっと一息。一口いただいてまた一息...と楽しんで初飲み(?)させていただきました。
そういえば、昨年のMoondakoteeのヌーヴォーは、バナナケーキの香りでした。
now and then: マリアージュフレールのダージリン・ヌーヴォー
価格的には少々お高いのですが、ここまでくるとひところもてはやされたワインのボージョレ・ヌーヴォーと一緒で、毎年恒例のお楽しみです。
オンラインのショップでも、2007年のファーストフラッシュ紅茶が出始めています。この時期にしか買えないものが多いので、お好きな方はお早めに!
ダージリン紅茶2007年ファーストフラッシュ・シンブリ茶園DJ18SFTGFOP1Clonal(50g)
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