赤瀬川原平「戦後腹ぺこ時代のシャッター音」

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4000236717戦後腹ぺこ時代のシャッター音―岩波写真文庫再発見
赤瀬川 原平
岩波書店 2007-09

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「岩波写真文庫」というのは岩波書店が1950年から58年までにかけて、286冊刊行した写真集。この本は、その286冊の中から、赤瀬川さんが選んだ24冊について書いたエッセイ風解説本であります。

「岩波写真文庫を知っていますか」岩波書店

書店でどこの棚に入っているかわからず、店員さんに探してもらったのですが、それでもしばし待たされました。結局どこにいれていたのかなぁ。実物を手にしてみると、装丁も本のサイズも岩波写真文庫を意識したものになっており、ちょっとニヤリとしました。

赤瀬川さんとしては実体験に基づいた「懐かしいもの」になっているのですが、若い世代にとっては「どこか懐かしい」というよりは、なんだか妙に新鮮にも写ります。この本には、写真文庫からの写真も掲載されているのですが、ごく1部だけの紹介ですので読んでいると、ついつい本家写真文庫も欲しくなってきます。

岩波写真文庫は、今でも古書店で1冊300円均一位の価格で売られています。岩波書店からも、今まで何度か復刊されていて、今回はこの本の刊行に合わせ、赤瀬川セレクトで10冊が復刊。そのラインナップは...汽車、蛔虫、馬、石炭、自動車の話、南氷洋の捕鯨、ソヴェト連邦、戦争と日本人、一年生、日本...というようなラインナップになっています。

今回の復刊ものも良いけれど、古書店で自分好みの岩波写真文庫の1冊を探すのもまた楽しいものですヨ。

岩波写真文庫については、こちらの古書店が詳しいです。
岩波写真文庫のあるお店 古本買取 通販専門 オンライン古書店古本寅の子文庫

 戦後腹ぺこ時代のシャッター音@楽天Books

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このページは、raizoが2007年9月30日に書いたブログ記事です。

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