映画「いのちの食べかた」

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実は静かなブームになっているに違いない...と勝手に思っている屠畜。これに関連した映画「いのちの食べかた」を、渋谷(というか、ほぼ青山)のイメージフォーラムで見てきました。シアター・イメージフォーラムに行くのは初めてです。客層は老若男女様々といった風でした。

|いのちの食べかた|(公式サイト)

ドイツの映画ですが、多少会話シーンもあるものの、一切の字幕無し。ドキュメンタリー映像が静かに淡々と流れます。この雰囲気は、暗くなるとすぐ眠たくなる私には非常にキケンだ...と始まってすぐに感じましたが、案の定、何度も居眠りして意識が途切れてしまいました。毎度毎度...不覚です。

英語のタイトルは「Our Daily Bread」。日本語で言うと「日々の糧」と言ったところですね。ついつい屠畜という先入観で見ましたが、どちらかというと、日々食べているものが、今どのように生産されているのかを伝える内容です。

主に大規模に機械化された生産現場が紹介されており、合間にそこで働く人たちの食事風景が入ります。働く人たちは淡々と働き、そしてさらにその淡々とした食事ぶりがまたなんとも言えない間を作っています。

特に印象的だったのはベルトコンベアーで流れていく大量のヒヨコや、大きくなったブロイラーが機械で集められて行く様子など、そのかなりの機械化ぶりにびっくりしました。私たちが毎日大量に食べているわけですから、当然といえば当然なのですけれど...。

日本とヨーロッパではまた状況が違うとは思いますが、現代の食生活を支えるために、生産現場がどのようになっているのかを実感できました。屠畜前に牛にショックを与えるシーンには、さすがにドキっとしましたが、他にそれほど凄惨なシーンはなかったと思います。

映画を見たあとにプログラムで解説を読んだところ、各シーンの解説が細かく載っており、より事情がよくわかりました。そして復習でもう一度見たくなりました。また映画館に足を運ぶか、DVD(出るかな?)で見直すか...。

参考☆過去記事
now and then: 内澤旬子「世界屠畜紀行」

4759251332世界屠畜紀行
内澤 旬子
解放出版社 2007-01

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このページは、raizoが2008年2月23日に書いたブログ記事です。

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