アニメが世界をつなぐ (岩波ジュニア新書 (591)) 鈴木 伸一 岩波書店 2008-03 by G-Tools |
鈴木伸一さんは、有名な「トキワ荘」の元住人であり、杉並アニメーションミュージアムの館長でもあるアニメーション作家。最近ですと、おじゃる丸の
最近の活動から始まって、生い立ち縲怎gキワ荘時代縲怎Xタジオ・ゼロ(アニメスタジオ)時代と、日本の漫画界・アニメ界の草創期を過ごした鈴木氏ならではのお話になっています。トキワ荘縲怎Xタジオ・ゼロ時代は、生活は貧乏そうだけれど、ご本人達がとても楽しそうなのがいいですねぇ。
特にアニメ、スタジオ・ゼロの話は知らなかった話も多く、特に興味深く読めました。トキワ荘系の漫画家達との交流の中で生まれたアニメ制作会社...というところがそもそも異色です。
最近の日本のアニメは、内容が重いものが増えているけれど、自分はこれからもノーテンキな単純で楽しいアニメを作りたい!という一文や、良い仲間を、思わず握手を求めたい心境です。
ジュニア新書ということで、好きなことはひたすらやってみよう!とか、人間関係を大切にして良い仲間をつくって欲しいという若い人向けのメッセージもあり、共感できましたし、読み終わってとてもうれしい気持ちになれました。
鈴木伸一さん、これからも頑張ってください!
追記:
近いところ(?)でいいますと、芝山努さんも好きなアニメ監督です。この方も、明るいノーテンキ系のキャラクターがお得意。ドラエモン映画の監督を、最近までずっと務めていた方です。
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