映画「マルタのやさしい刺繍」

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映画館に置いてあるチラシで見て、是非観たいと思っていた映画です。2006年に、ハリウッドの大作を押しのけてスイスで動員数第1位になった作品だとか。シネスイッチ銀座で観賞。

公式サイト→マルタのやさしい刺繍

これまた非常に偏った客層の映画でした。主人公はおばあちゃん達...ということもあって、比較的高年齢の女性の方々が大勢詰めかけておりました。

ご主人を亡くされて落胆の日々を送っているマルタが、ふとしたきっかけで、かつて若い頃に果たせなかった「自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること」という夢を実現するお話です。

誰もが顔見知りのスイスの小さな村で始めるランジェリー・ショップ。保守的な村の中ではなかなか受け入れられなかったけれど、インターネット販売で思わぬヒット...という現代風の味付けがついています。

おばあちゃん達と一緒に、笑ったり、わくわくしたり...時には悲しくもなり、スイスの田舎町での生活をかいまみながら、最後にはほんわかした楽しい気分で映画館を出ることができました。

かもめ食堂を観たときは、フィンランドに行きたくなったけれど、これを観たらスイスにも行ってみたくなりました。

たまたまこれはおばあちゃん達が主人公だけれど、老いも若きも、生きる喜びを捨てず、いつまでも夢をもちながら暮らしたいものです。そして...女性ばかりでなく、是非男性にもみていただきたいと思います!

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このページは、raizoが2008年11月14日に書いたブログ記事です。

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