ジョブズ氏の休職に思う

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ジョブスの顔の変遷昨日の英字新聞に載っていたジョブズ氏の顔写真の変遷。6枚のうちの一番左上の写真(ティム・クックの隣)はかなり丸々としてます。こんな時期もあったんだ...と驚きましたが、なんだか複雑な思いであります。

発表から時間が経ち、この病気休職に関連していろいろな考察も出始めました。

Apple教と、信仰対象としてのスティーブ・ジョブズ

ジョブズ氏休養をアナリストが分析--不安要素も明らかに:ニュース - CNET Japan

追記
[CG]「そっとしておいてくれないか」

iPodの成功以来、会社としてかなり絶好調でしたから、アップルにジョブズ氏不在の時期があったことも忘れそうでした。

かつてジョブズ氏がアップルを追われた頃、ジョブズ氏がアップルから去った時以上に、大きな騒ぎになっているように思います。アップルコミュニティ内では当時それなりの「大事件」ではありましたが、世間一般としては単なる一企業の内紛でしかなかったかと。あの時は、驚きはしたけれど、スカリー氏がCEOになったことで不安に思うようなことはなかったと思います。(ただ、その後のアメリオ氏は違いましたが...)私も、今と比べて彼に対して特別な思い入れはあまりありませんでした。新しい製品はそれなりに出てきましたし、Newtonに心を踊らせたりしていましたから。

...と書いてきて、あのスカリー氏からアメリオ氏に写ったころのアップルがひどかったから、あの頃のような危機が再び訪れるのではないかという心配がわいてくるのかもしれません。

その後、ジョブズ氏がアップルに戻り、iMacの発表、そしてiPodの成功へと華々しい復活劇によって、以前にも増してその存在感が大きくなったということでしょう。ゲイツ氏の講演を見ても別になんとも思わないけれど、ジョブズ氏の魅力的なキーノートを何度か見ているうちに、ますますその気持ちが大きくなりました。あれがファンとしての楽しみの1つでもあったわけです。

一方、これ以上外野からなんやかやと言われるのは、ご家族も含めて苦痛でしかないと思いますから、ジョブズ氏をゆっくり休ませてあげないといけないですね。私もひとまずこの話題に触れるのはこれまでといたします。

でも現在のアップルは、あの頃より総合力と底力があると思います。6月まで、会社として停滞することなく、今まで通りファンを喜ばせる新しいものを、世の中にドドンと送り出してもらいたいと思います。

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このページは、raizoが2009年1月17日に書いたブログ記事です。

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