映画「レッドクリフ Part I」「CHEチェ 28歳の革命」

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ここ年末から今月にかけて見た映画はこの2本。レッドクリフはDVDが予約開始になっていたので思い出しました。どちらも渋谷の渋東シネタワーで観賞。

ここは1階にクリスピー・ドーナツができたので、このところは1階でドーナツとドリンクをテイクアウトして映画館で食べる...というのがおきまりのパターンになってきました。平日は比較的すいているので、あまりまたずにドーナツを買えますよ。

公式サイト レッドクリフ

レッドクリフは「三国志」の完全映画化ということで、長大な物語のダイジェスト(?)ということですが、「赤壁の戦い」を中心としたストーリーなのでこのタイトル。客層としては、平日だったこともあり、どうみても60歳以上の男性が多いのにびっくり。お若い女性が「見たい」と言うのも聞いていたのですが、思っていた以上に「三国志」目当ての方が多かったということのようです。

実は私「三国志」は全く知らないという、ファンの方にはなぐられそうなヒトなので、話の展開も全くわからないという状況でしたが、戦闘シーンもしっかり作られていて、出だしてざっと初心者にもわかるような説明もありますし、私としてはアクション映画として楽しめました。アジア映画としてヒットしたということですが、おじさま達にも、ちょっと興味を持って見に来た若者にもそれなりに受けたのではないでしょうか。いかにも続く...というエンドですから、4月に公開のPart IIは当然見なくちゃ...というところです。

最近同じシネタワーで見たのがこちら...
映画『★CHEチェ 28歳の革命 | 39歳 別れの手紙』公式サイト

これはですね...正直半分ぐらい眠くなってしまって、映画としてのストーリーがよくわからなくなってしまいました。ソダーバーグの映画としてそれなりに期待はしていたのですが、なんだか筋があるようで無いような中途半端な印象でした。説明的なシーンが少ないので、ゲバラの生涯についての予備知識がないと、なんだかよくわからないのではないかと思いました。なぜか着物のおばさま達のグループが見に来ていたのですが、話がわかったのかなぁ...実はあれでもゲバラ、もしくは主演のベニチオ・デル・トロファンなのか...と思いを巡らせたり。個人的に好きなカストロの出番が少なかったのも不満点の1つ。

「39歳別れの手紙」のほうは、ゲバラとしてあまり思うようにいかなかった戦いのお話が主ですから、見ていられないのでおそらく見に行かないと思います。

私としては、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」(原作本でも可)を見て、ゲバラ伝や関連図書を読んだほうが、よっぽどためになると思いました。

now and then: 映画「モーターサイクル・ダイアリーズ 」
now and then: 「チェ・ゲバラ伝」読了

そういえば...いま世界で一番その病状について噂されているのは、ジョブズ氏ではなく、フィデル・カストロでしょう。
4791711807現代思想 2008年5月臨時増刊号 総特集=フィデル・カストロ
青土社 2008-05-12

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このページは、raizoが2009年1月18日に書いたブログ記事です。

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