ただ、いろいろな筆箱を見るだけでどうしてこんなに楽しいのだろう...というのが第1の感想。企画の「ブング・ジャム」というのは、イロブン主宰のきだてさん、TVチャンピオン文具王の高畑さん、会社員兼文房具芸人の他故壁氏の文具ユニット。持ち主の文具紹介と共に、ブング・ジャムの皆さんのコメントも入ります。
イラストレーターや文具界の有名人(五十音の宇井野さん、スコスの寺村さん、ステーショナリープログラムの和田さん、きたきつねさんなど)などのそれらしい方々から、保育園長・小学生漢字王・女子中学生・神主さん・質屋さんまで...。このバリエーションも楽しさの1つだと思います。
Macな方としては、アシストオンの大杉さん(iPhoneも筆箱の一種!)、テクノロジーライターの大谷和利さん(マニアックなスーバー筆箱がスゴイ)も登場されています。
眺めていて気になったのは...
イラストレーターの木下綾乃さんの刺繍のペンケース。南米雑貨店に並んでいそうなタイプ。私も欲しい!
パイロットのフリクションボールのユーザーも多かったのが気になりました。私自身は使ったことがないので、今度買ってみようと思います。
意外にもというか最近のマニアの流行なのか、ロールタイプのペンケースが多かったのが印象的でした。ちょっとこれも欲しくなってきますね。
実は、私はほとんどペンケースを持ち歩かず、職場なり自宅なりにどっさり置いて使うタイプです。持ち歩くのはせいぜいメモのための1縲怩Q本。最近はペリカンのM400(1本差しの皮ケース)+α(水性ボールか鉛筆+ペンシルホルダー)なので、お見せするほどのものではないのです。
とはいえ、一番使っているのは「自宅用数独専用ペンケース」。お気に入りのチャルカさんのファブリックペンケースに、シャープペン・水性ボール・小さいマスを消すのに便利なトンボのMONO zero消しゴムなどをセットにしてあり、新聞に載っている数独を解く時に持ち出します。実は数独、このところは2日に1度はやってます。本来鉛筆の方が好きなのですが、こと数独に関しては途中で削るのが面倒なので別。そしてシャープペンだけで記入していていると、行き詰まってくると何だかわからなくなってくるので、もう決まり...というマスにがっちり書き入れるために水性ボールを使っています。そして「pen」の特集で気になった、わが家に2本しかないフローティングペンのうちの1本として、ジブリの水グモもんもんのボールペン。これはなんとなく入れているだけですが。
よくよく考えてみると「筆入れ」にしても「筆箱」にしても、筆の文化が普通の単語として残った貴重な単語ですね。私も昔は習字を習っていましたが、「筆」ってなんのこと?などという世の中にならないよう、筆の文化も継承していきたいものです。
コメントする