何度もニヤリ...映画「スター・トレック」観ました!

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スター・トレック (角川文庫)映画「スター・トレック」観てきました!渋谷の東映で観たのですが、この映画館では関連グッズの販売が全くなくてガックリ。パンフレットのみ購入。まあ無駄遣いせずに済んだということでよしとしましょう。キューピースポックがちょっと欲しかったのですが...。(以下ネタバレあり)

映画『スター・トレック』オフィシャルサイト

近年になく面白いスタトレ映画でした。トレッキーでない人にどう受け止められるかわかりませんが、私など話の出だし(カークの父さんが殉死するあたり)からウルウルしてしまいました。

TOS(いわゆる宇宙大作戦)の各キャラクターの登場は、それぞれニヤっとさせられますし、これが後で廃人になってしまうパイク艦長か...とか、有名なコバヤシマルのテストなどもでてきて、古いファンを喜ばせてくれる要素たっぷりだったと思います。とにかく私はスポック大好きなので、ニモイ氏が出てくる度にうれしく、「Live long and prosper」と言っているのを見ているだけで、ジーンとしてしまいました。

コバヤシマルのエピソードについてはこちらが詳しいデス。
戦略ゲームとコバヤシマルテスト(StarTrek) Babylon5以外のメモ by X^2/ウェブリブログ

ザッカリー・クイントのスポックが、カークにバルカンアタック(肩のあたりをつかんで気絶させる)をかけたところもニヤリでしたし、なにげなく制服の裾を両手でちょっと引っ張るシーンにもニヤリでしたねえ。あれはニモイスポックの癖です。ただ、キャラクターで特に印象に残ったのは、意外にもマッコイやスコッティでした。マッコイの偏屈ぶりやスコッティの明るいキャラは、オリジナルのキャラクターを彷彿させる名演だったと思います。チェコフは想像以上の大活躍でびっくりでした。

もちろん主演のカーク役のクリス・パインもかっこよく、殴りあうシーンがやたら多かったのも、テレビシリーズのカーク船長を彷彿とさせていたと思います。

ILMの特撮も評判通りすばらしく、ワープするシーンでは、一緒にワープドライブしてしまうような迫力がありましたし、エンタープライズ号もいつになくかっこよかったと思います。ラストの戦闘シーンの最中にワープで突如表れた時は、なんかだ鳥肌が立ちました。

スター・トレックの歴史からすると、バルカン星が無くなってしまったり、スポックのお母さんが死んでしまったりで、え?そうだっけ...と思いつつ見ていたのですが、これもスター・トレックお得意のタイムトラベルによるパラドックスだというオチもついています。過去に戻ってきたもう1人のスポックも含め、この新しい(?)エンタープライズ号が今後どうなるのか...。すでに次のシリーズが決まったようですので、また楽しみが増えました。

映画のラストで「Space, the Final frontier...」と語るナレーションシーンがニモイ氏だったことも感動。オリジナルのテレビシリーズでは、オープニングでカーク船長のウィリアム・シャトナーがナレーションしています。このあとはオリジナルのテレビシリーズのテーマをアレンジした曲が流れ、一番最後のクレジットでは、オリジナルの制作者であるジーン・ロッデンベリーと、つい最近亡くなられた奥様&テレビシリーズの出演者であるメイジェル・バレット・ロッデンベリーに捧ぐという文字で映画が終了。そういえば、医療室のシーンで、マッコイが「チャペル」(らしき人は映っていませんでしたが...)と呼んでいたのは、彼女へのオマージュだったかも。直前に彼女が亡くなったので、後からセリフとして加えたのかな...と勝手に創造していました。

とにかく最後の最後までしっかり楽しませていただきました。もう1回観に行ってもいいかなぁと思ったくらいです。そして...オリジナルのテレビシリーズをあらためて最初から見直したくなりました。

※このDVDにも入っている「危険な過去への旅」は、私も大好きなエピソードです。
B0026121SAザ・ベスト・オブ 宇宙大作戦 デジタル・リマスター版 [DVD]
ウィリアム・シャトナー, レナード・ニモイ, ディフォレスト・ケリー, ジェームズ・ドゥーアン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2009-06-26

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コメント(6)

ツꀀいぬも、もう一回見たいバウ

これはこれは!
いぬ さん、いつも「いぬリンク」で大変お世話になっております。

まだ少し消化不良なところもありましたので、もっと大きなスクリーンの映画館でまた見たいですっ!

ツꀀ「さん」はいいよー、「いぬ」でいいよー。

ツꀀいぬ>りょうかいでバウ!

ツꀀ素晴らしいレポートありがとうございます。
近日見に行く予定ですので楽しみです。

>kumanomixさん

あまりの興奮であれこれ書いてしまいましたが、少しネタバレしすぎていなかったでしょうか?

でも、とにかく観ていただくのが一番。楽しんできてください!
ツꀀ

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このページは、raizoが2009年6月 3日に書いたブログ記事です。

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