川本三郎「きのふの東京、けふの東京」

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きのふの東京、けふの東京きのふの東京、けふの東京

平凡社 2009-11
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川本三郎氏の東京にまつわるエッセイ集。東京本にはついつい手がでてしまいます。

川本氏と一緒に東京散歩。印象としては、思っていたより下町が多かったように思います。散歩の後に、居酒屋に立ち寄って、モツ煮を食べるところで終わるあたりでは、酒場放浪記(now and then: BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」)でいつも観ている光景を連想しました。現在の東京、過去の東京を行ったり来たり。過去といっても「昭和」が中心でしょうか。そんなとこから本のタイトルも決まったのでしょう。

最後は、東京散歩には書かせない永井荷風のお話。結局これを読んでいるうちに、せめて断腸亭日乗は読まないといかん!と決心し、久しぶりに図書館に本を借りに行きました。今まで何度か読みたいと思っていたのですが、どうも踏ん切れないでいたのです。私は本を読む速度が遅い(いつも速読でも習おうかと思うぐらいで...)ので、こればかり読むと他の本が読めなくなりますから、1ヶ月に1巻のペースで読もうと思います。果たして最終巻まで読みきれるか?!

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