山根 一眞「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」

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小惑星探査機 はやぶさの大冒険小惑星探査機 はやぶさの大冒険
山根 一眞

マガジンハウス 2010-07-29
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去る2010年6月13日に、無事地球にカプセルを持ち帰って燃えつきた小惑星探査機「はやぶさ」の、まさに大冒険物語でありました。

JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン
はやぶさ (探査機) - Wikipedia

新聞の広告でこの本の広告を見た時は、にわかに巻き起こった「はやぶさ」人気にあやかって急遽発売されたのかと思いましたが、そんなミーハーなものではありませんでした。逆に、もともとははやぶさ帰還前までに出版する予定だったのだそうです。

山根氏は「はやぶさ」の準備段階からずっと取材されていただけあって、これまでの長い「はやぶさ」の苦難の道を、わかりやすく書いて下さっています。小学生には難しいかもしれないけれど、中学生さんだったら問題なく読めるのではないでしょうか。科学的に難しい話(イオンエンジンや物理の法則など...)も含まれていますが、この手の本は、難しい部分は無理に理解しようとせず、物語として読むのがベターだと思います。難しいことだとわかれば良いのです。

はやぶさが地球に帰還した時の世の中の盛り上がりに比べれば、本のラストは以外とあっさりしているような印象でしたが、読み終えてみて、はやぶさの長い旅そのものがスバラシイ旅だったのだなぁ...と胸が熱くなりました。正直言って、帰還するまではほとんど無関心だったわけですが、はやぶさに携わってきた多くの方々のことを思い、敬意を表さずにはおられません。

そして、私もたまにはもっと星空がきれいなところに行って、星空をゆっくり眺めたいなぁと思いました。

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