映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」

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B000066AET太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]
東映ビデオ 2002-07-21

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iTunes Storeでレンタルした2本目の映画。1968年作の東映動画の劇場用アニメで、以前から名作と聞いていたのですが、1度も見た事がなく、この度初めて鑑賞しました。演出が高畑勲、作画監督が大塚康生、場面設計・美術設計:宮崎駿、原画に森康二・宮崎駿と、現在の日本のアニメ界の基礎を作って来た方々の多くが製作に参加しています。

太陽の王子 ホルスの大冒険 - Wikipedia

もう40年以上前の作品ですから、背景やキャラクター、声優の声の出し方などがクラシックに感じますが、見始めるとすぐに慣れてしまいました。

見ていてまず感じたのは、ストーリーやキャラクターが「未来少年コナン」に似ているなと思ったこと。作ったメンバーがそのままスライドしているのですから当然ですが。見ていて、あ、これは大塚康生さんらしい動きだな、とか、宮崎駿のキャラクターだ!というのがすぐにわかり、ニヤリとされられます。

ストーリーは、子供用の動物キャラクターが出てくる反面、子供には難しいだろうなと思わせる内容でした。女の子キャラ、ヒルダがあんなキャラクター(悪役の妹で、けっこう悪いことをするのです)だったとは全く知らず、少し驚きました。ちょっと影が差したような演出は、高畑勲氏らしいといえばらしい。確かにアニメファンに受ける映画ですね。私も、このアニメ映画の評判を知ったのはかつてのアニメ雑誌(昔のアニメージュ - Wikipediaだったと思います)で知りましたし。

大人のジブリファンの方には、おすすめしたい1作であります。

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このページは、raizoが2010年12月 1日に書いたブログ記事です。

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