吉祥寺の出版社、夏葉社さんの新刊・山本善行編・上林暁傑作小説集『星を撒いた街』が出版されました。いち早く、地元下北沢の古書ビビビさんに納本されたようでしたので、さっそく購入させていただきました。今回も素敵な装丁です!(汚れるともったいないからカバーをかけて本棚にしまおうと思います。)
1晩1話ぐらいのペースでゆっくり読ませていただきました。どの作品も、静かにジワっとなにか沁み出してくるような味わいがありました。7つの短編が入っていますが、私は「和日庵」と、表題の「星を撒いた街」が良かったです。「星を撒いた街」と表現された、かつての東京の街あかりは、いったいどんなだったのだろう…と、想像力をかきたてられました。大好きな「坂」も出てきましたしね。
私、本は好きなのですが、文学にはお恥ずかしいほど疎いのです。本好きの皆さんが推薦して下さる作品を、こうやって手にし、読んで、味わうことができてほんとうにありがたいです。ハイ。
それは本関係のブログやTwitterでの情報も同様で、本好きの皆さんが話題にしている新刊にははずれがありません。そして面白かった作品からまた別の作品につながって…と、最近は以前よりも読書の幅が広がったように思います。
読みたい本はたくさんあるんですけどね、たくさん買ってあるのですが、寝るのも大好きですぐに眠たくなってしまうのが悩みの種です。本当は米原万里さんみたいに、速読で1日7縲怩W冊読めちゃうといいんだけどなぁ。
夏葉社さんの単行本前作を読んだときのお話。
now and then: 関口良雄「昔日の客」読了。
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