今日は、ジョブズ氏本人からの書簡という形で、ジョブズ氏のApple CEO退任のニュースが発表されました。アップルを知る人は、薄々は感じていたことで、驚きというよりは、とうとう来たかという印象ではないでしょうか。いまをときめく大企業になったアップルですから、日本の新聞各紙も大きく報道しております。
速報:アップルのスティーブ・ジョブズ CEO が辞任、後任はティム・クック
スティーブ・ジョブズ―ひとつの時代が終わった
“本当のチャレンジ”が始まる:ジョブズ氏退任に思うこと――アップルは2013年をどう乗り切るか - ITmedia +D PC USER
ジョブズ辞任 なぜ「今」なのか? : ギズモード・ジャパン
日経新聞にはジョブズ氏とアップルの歩みの年表まで。そうだよなあ、スカリーにアップルを追い出され、そして華々しく復帰するまで10年もあったんだ…などと、シミジミしておりました。
ジョブズ氏のいないアップル、その頃のまっとうな経営者感覚からすると、正しい判断だったのかもしれませんが、その当たり前な経営ぶりは、あれよあれよというまに、MacをベージュのふつうのPCと化してしまったような気がします。
どん底の頃は、買収話も耐えませんでしたし、ニッチでマニアックなパソコンを作る会社としてすき間産業のような扱いでしたが、ジョブズ氏が復帰し、次々と革新的な商品(中には失敗もありましたが…)を生み出して、いつのまにやら世界の大企業ですよ。
自分の健康問題1つで株価が乱高下するぐらいだったら、早めに一線を退いて、後方支援を続けていくほうが得策でもありましょう。
今回は、企業としてのアップルを、一時時価総額世界一(現在は再び二位に交代)にまで押し上げてのCEO退任ですから、○田紳助じゃないですけど、頂点に上り詰めて、徐々に下りながら引退というまさにそういったタイミングではないですかねぇ。
いやいや、まだ下がっていくつもりはないのかも。彼にとっては、新しいものが生み出されていくイノベーションの現場はとても楽しいものなのだと思います。その原動力が生きる力かもしれません。これからも会長として、あっちこっちに首を突っ込み続けて欲しいと思います。
まだまだ新製品を期待してますよぉ縲鰀
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