発売当初から本の好きな方々の間で話題になっていて、ヒジョーに気になっていた本でした。どこかの本屋さんで一度実物をみかけたのですが、思っていたよりも大判の本だったので、うちには置く所がないし…とパスするつもりでいました。
しかし、いつもの幸福書房に行って、小さな店内にこの大判の本を見つけ、手に取っみて結局無性に欲しくなってしまってレジへ…。お店のおじさんにも「こんな高い本ありがとうございます」と言われて照れ笑いです。
家に帰ってゆっくり本をめくっていきました。中身は本屋さんの店内の写真満載で、お店の紹介に加え、お店の専門分野や店舗面積、規模(店頭に並ぶ本の数)などのデータ、そしてオーナー・店長・そして店員さんのコメントまでが添えられております。
まさに今人気のお店ということで、ビジュアル系な本屋さんが多いのですが、ヨーロッパのお店は、伝統的な建築を改築しているところも多く、総じてゆったりした設計のところばかり。このあたりは日本にはなかなか真似できませんね。
ただ本が並んでいる店内の写真だけで、どうしてこんなにワクワクするのだろう…と、我ながら不思議ですが、とにかく見た目に素敵そうな本(いや、中身は全然なんだかわからないんですが…)がぎっしりと並んでいるのを見るだけでうれしい。実際に行くとさらに幸せになれそうです。
まだまだ本屋さんもイケる!という気持ちになりますが、さて日本ではどうでしょう。ただ巨大なだけでは「夢の本屋さん」にはならないような気がします。この本の日本版もできるぐらいに(その時は、ひいきの幸福書房も入れてください)、素敵な本屋さんがたくさんできますように!
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