快適眼鏡生活への道(2)検眼その2〜処方箋完成。

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前回の続きです。面倒くさいなぁと思いながらも、再度眼科に検眼に行きました。プリズムレンズにトライする気持ちにはなっております。

ちなみに、今回通っている眼科。以前から昭和初期に建てられたレトロな建築が気に入っていて、家から少し遠いのですが、あえて建物を味わうために通っているようなところもあります。不忍池も近くてカモをみながら散歩もできますし...ね。

今回の最大の問題は、どんなタイプのメガネにするか...でした。遠近両用眼鏡というものは、お若い方は嫌がるけれど、若いうちから慣れたほうが後々楽だという話は、眼鏡屋さんでも聞かされていましたし、試してみるかという気持ちもありました。プリズムレンズ入り遠近両用(全部入りですね)はどうですか?と聞いてみたところ、できないことはないけれど、プリズムと遠近両用を両方一度に試すのはあまりよくないとのこと。眼鏡屋さんでもある検眼師の方曰く、一度プリズムを入れたメガネを作って慣れた人は、次からはプリズムを必ず入れるようになるのだとか。それだけ眼が楽になるのかなぁ。

結局再びああでもないこうでもないで3時間近く。今回の検眼では遠近両用も試しました。検眼のメガネをしたまま階段の上り下りもしましたが、言われるほど足元がおぼつかないような感覚はありませんでした。検眼の方にも「この方は難しいんだよね縲怐vと何度も言われながら、再び先生と共に議論です。私の希望としてはプリズムを入れてみたいのですが、本当は遠くも中間も近くも見たいのだけれど、全部は難しいのでどこに合わせるかが問題に。

レンズをプリズムにする代わりに、今の眼鏡にフィルムを貼る方法のほうが安いから、まずはそれで試してみてはとも言われたのですが、これについては、前回看護師さん達が、フィルムは「いかにもシールを貼ってます」という見た目になるからあんまり良くないわよ...と教えてくれたので却下。

今の眼鏡は、近眼をちょっと弱めにした強度乱視眼鏡で、遠くは0.8ぐらいと、ぎりぎり運転免許がパスできるぐらいに度になっています。活字を読む時以外はそれほど不便は感じていないので、日常的にはこのまま使う事にしました。

しかし、プリズムレンズは試してみたいですから、活字を読むときの疲れ目(強烈な肩こりの原因もここにあるのではと思っていた事もあり...)解消のためということで、ほとんど近視の度が入らない、強度の乱視+プリズムレンズという処方箋になりました。今の眼鏡から近視の度を抜き(実際は若干左右の近視の度が違うので、バランス調整の度を入れてもらいましたが、片目は度なし)、プリズムの角度を入れるだけなので、今の眼鏡から遠くが見えなくなるだけで、あまり変わらないけれど本当にいいの?と先生にも念を押されましたが、安い眼鏡で試してみるという結論で落ち着きました。

プリズムレンズの度は両目とも+2度。+2度以上の矯正は、眼科の証明があれば、医療費控除の対象にもなるのだそうで、メガネができたらもう一度眼科へ行く事になりました。検眼師の方にも「2週間は我慢してね」と3回ほど念を押されました。そんなに慣れるのに時間がかかるのか...と一抹の不安も覚えましたが、この処方箋のために都合6時間ぐらいかかっているので、こうなったらやりますよ!

(つづく)

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このページは、raizoが2011年12月14日に書いたブログ記事です。

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