ウッディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」

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今年のアカデミー賞脚本賞も受賞した、ウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を渋谷Bunkamuraの「ル・シネマ」に観に行きました。ずっと行きたいと思っていたので、やっと…でした。ロングランだったのですべりこみ。

映画「ミッドナイト・イン・パリ」公式サイト|5月26日(土)より、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国ロードショー!

ウッディ・アレンの映画、なんだか久しぶりです。少し前までは新作は欠かさず観ていたのだけれど「マッチ・ポイント」以来のヨーロッパモノは全然観ていませんでした。

主演は先日のビッグ・ボーイズにも出演していたオーウェン・ウィルソン。ウッディ・アレン本人は出てこないのだけれど、主演のオーウェン・ウィルソンは早口なウッディ・アレン口調でしゃべっております。奇しくも2本続けて彼の出てくる映画をみたわけですが、最初はピンとこなかったものの、だんだん好感度が上がってきましたよ。

ストーリーは、作家である主人公が、ひょんなことから古き良きパリにタイムスリップして、当時の小説家や芸術家達に出会うわけですが、あいにく私は「海外米小説」に弱く、作家達の名前は知っているけれどその微妙な部分がわからなかったのが残念。それを知っているともっと面白いはずです。そして過去のお歴々を演じる皆さんもとても楽しそう!

とぼけているけどちょっとファンタジーで、最後はちょっとホっとする、私の好きなアレン映画でございました。もう歳をとったからダメかなぁと思っていたけれど、さすが脚本賞をとっただけあって、久しぶりに堪能できました。劇場はなぜか年配者(私の前は、株の売買の話で盛り上がる定年後おじいちゃん3人組だった)が多かったのですが、若い方も是非!

帰りにジュンク堂で買いそうになり、思いとどまったのがこちらの本。いつかきっと。

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