東京ではもうすっかり当たり前の花壇のチョウとなったツマグロヒョウモン。今年は東京のわが家の窓辺のパンジーでも育ちました。
以前は関西以南のチョウでしたが、地球温暖化の影響で北限が関東あたりまで北上。そしてこのところはさらに北上し、宮城県あたりまで目撃されていました。今回はなんと実家(宮城県石巻市)の庭でも目撃です!でもあわてて撮影したので小さくしか撮れませんでした…。
今年は石巻も例年になく暑かったようですから、北上も納得ですねぇ。でも、今まで実家の庭では見たことのないようなヒラリヒラリとした飛びっぷりは、遠めに見てもちょっと南方を感じさせるものがありました。
今回はいつもいるようなハチやアブなどの地味な昆虫がめっきり少なくて、大好きなオニグモも全然発見できず。昨年のハエの大量発生で薬剤散布が増えた影響なのだろうか…と思ったり。
さらに、今回はマクロレンズのボディ側に最初からゴミが付いており、全ての写真に同じシミがポツポツとついてしまいました。大失敗です。まだまだ修業が足りません。今後は飛んでいる昆虫をもっとバシバシ撮るのが目標です。
そんな状況なので、他にはあまり良いショットが撮れませんでしたが、ゲンノショウコに飛来したヤマトシジミなどをどうぞ。(まわりにあるのはオレガノです。)
ゲンノショウコは、以前畑ばかりだったころの庭先にたくさん生えていて、すがさん(祖母)がよく煎じていました。よく晴れた日にゲンノショウコがたくさん咲いていたあたりに行くと、種がパチン、パチンとはじける小さな音がして、面白いなぁ…と思って眺めた覚えがあります。地味だけれど好きな草花です。
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