女川まで行ってみたときの話。

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年末に少し書きましたが、昨年末の帰省時は鉄路で最も早く石巻に行けるダイヤを1度試してみようと思っていたので、朝4時に起き、5時過ぎの電車で東京駅へ。東北新幹線~東北本線~石巻線を乗り継いで帰省。そのまま石巻駅で降りれば10時過ぎには着いたのですが、今回は震災後初めて女川まで行ってみました。

石巻線で渡波駅まで行き、現在不通の渡波~女川間は代行バスに乗り換えます。浦宿駅を通り過ぎ、山を超えると女川の町が「あった」地区が見えてきました。TVで何度も見ていたところ。がれきも片づき、有名な倒れたビル3つだけを残し、すっかり整地された街をバスで通過。岸壁は漁船が何隻か係留されており、少し遠くには、これもニュースで見たカタールからのプレゼントであるピカピカの大型冷凍倉庫が見えました。最後は坂道を上り、女川駅の代わりに女川運動公園が終点です。

最後に女川に行ったのは、実は20年ぐらい前なので、街の記憶はぼんやりしています。いつも見ている実家前の門脇・南浜町と違うのは、漁港に多少なりとも人に活動が感じられるというところでしょうか。初めて見る人には、広大な空き地がある漁港のようにみえるでしょうね。整地されていると、地盤沈下していることを忘れれば、これから家が建つニュータウン予定地のような雰囲気もあります。

高台にある女川運動公園には、空き地に町役場や仮設住宅が建っていて、当然以前とは印象が随分違います…。運動公園でうろうろしても仕方がないので、仮の女川駅バス停のすぐ隣りにあるミヤコーバスのバス停から石巻行きの路線バスに乗車。女川高校のグラウンドにできた仮設商店街「きぼうのかね商店街に行きました。

http://farm9.staticflickr.com/8363/8315881127_299fd75c8f_m.jpg地域では最大ということで、いろんなお店が50店舗が並んでいます。確かに石巻の仮設商店街に比べても大規模です。ただ、お昼前ということもあって人がまばら。いかにも外から来たようなのは私ぐらいしかいません。女川町民用の巡回バスのコースにもなっていて、巡回バスを利用して買い物に来ている地元の方もチラホラいらっしゃいました。この商店街は、芳文堂さんと本のさかいさん(配達のみ)という本屋さんが2店も入っているのが珍しい(?)のではないでしょうか。


海産物屋さんの店先に、石巻で買うつもりだった木の屋さんのサバの缶詰があったので福原商店のお店の中へ。女川のものといったら「さんまかりんとう」ぐらいしかないですけどね…とおすすめいただいたので、一緒にお会計をしながら、お店の方と少しお話しました。これからお正月に皆さん帰ってくれば少し賑やかになるでしょうね、と話を向けたところ、少し口ごもってしまわれました。言ってしまってから(あ、仮設住宅だと帰省してくるのも難しかったか…)と自分の発言を少し反省。でも、ちょうど前の日にオープンしたコンテナホテルEl faro(エル・ファロ)ができた話も出て、コンテナもカラフルでびっくりしたけれど、明るい気持ちになれたと喜んでいらっしゃいました。

半ラーメン半餃子。餃子、大きかったので、フルだったらかなりのボリュームだったお昼はコンテナ商店街の「三秀」さんで半ラーメンと半餃子。餃子がジャンボで、私には半分でちょうど良かったです。美味しかった!食べているうちにお昼時となり、近くの方や工事がどんどん集まってきて、店内もどんどん出前が入って忙しそうでした。


帰りは女川第一小学校のバス停まで降りて再び路線バスで石巻へ。路線バスは渡波~港地区を通ります。渡波を通ったのも久しぶりでしたが、少し海から離れた地区では、イオンを始め大きなスーパーやチェーン店のお店・コンビニが並び、津波の被害はあったものの、だいぶ復興している印象で、実家の近所と比べると栄えている印象です。最近人口が増えていたのも納得しました。あれだけいろいろお店があれば便利ですよね。逆に湊地区は町並みが昔とあまり変わらない上に、津波の被害を受けたまま…といった様相で、同じ石巻でも随分違うなぁと実感しました。

石巻駅の1つ手前の中央三丁目バス停で降りて実家まで歩く途中、少し寄り道して山の「二色餅」のお店をのぞいてみましたが、お餅がラスト1個しか残っておらず、駅前のお店も売り切れということで今回も惨敗。まだ午後2時前だったんですけどねぇ。次回またリベンジします。

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このページは、raizoが2013年1月 3日に書いたブログ記事です。

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