石巻の復興祈念施設計画、いよいよ始動のようです。

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今日は石巻市と陸前高田市に復興祈念施設の基本構想検討調査費の予算がついたニュースを読みました。元地元民としてはあまり嬉しくないニュースでした。

河北新報 東北のニュース/復興祈念施設に5000万円 復興庁、石巻などに整備へ

おそらく、石巻市が推進する「南浜門脇地区」への復興メモリアルパークのことだと思われます。来年度は調査費、次年度は本格的な設計、そしてその先は建設事業と進んでいく、いわばハコモノプロジェクト的なもの。巨額の復興予算の行き先の1つですね。ハコモノには予算がつきやすい。石巻市長も、この先大きなプロジェクトに結びつく予算獲得で喜んでいるのでしょうね。ザ・公共事業というにおいがプンプンします。

知り合いも、知らないところでいろんなことが決まっていくので「さっぱりわかんねぇ」って行ってました。みんな自分の生活再建で精いっぱいというところもあるのだと思います。

予定地の近くに住んでいた者として、帰省するたびに近所が「辺境の地」になってしまったような気持ちになります。買い物も不便(もちろんコンビニも消滅)になり、小学校や幼稚園に通う子どもの声もめっきり少なくなり、ご近所の皆さんも高齢化して、急に限界集落化がここでも加速しているのではないかと。単純に生活する人が減っています。これから市の中心はよりいっそう蛇田地区に移っていくわけですし、その公園に遠くからわざわざ来てもらうのは難しいような気がします。ハコモノを作るならささやかに。静かに「祈念」できる場所にしてください。

石巻新聞さん経由で、地元の方のこんなご意見も拝見しました。ふむ。
魂の抜けた箱モノであってはいけないと思うのです - マイノート Blog

それに候補地の周辺は、まだ住めなくなった地区の土地の買い上げもまだまだ終わっていません。土地を買い上げてもらっても、移転して住み始めることができるのは、まだまだ先の話です。道路拡張のために引っ越さざるを得ない人たちもいます。公園を作るにしても、一番最後でいいですよ。生活再建優先でお願いします。どんどん人がいなくなっちゃいますよ。

最近思うに、どうも巨額すぎる復興予算の行き先が問題だと思うのです。市町村が国の復興予算獲得を一番の目的としている反面、人が足りない、事業が執行しきれない、事業の丸投げ増加、そしてチェック機能も働かず…という構図がどうも目についてしまいます。年度の縛りもありますから、結局時間切れで、執行しいやすい予算=土建的事業が先になってしまうのかもしれないなぁ。

でも、地元ではこのような動きもあるようで、今後の活動に注目しています。もう始動したわけですから、なんとか良い方向に進みますように!

門脇、南浜を慰霊の場に

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