本日も、まだなんとなく狭いような気がするiBook Storeの店内を巡っております。せっかくだから横山秀夫「64(ロクヨン)」でも…と思ったけれど、やはりどうしても電子書籍に1,600円も出せないです。調子に乗って、無料本をあれこれ落としてみたのは良いのですが、iPadでダウンロードしたものは、自動的にiPhoneにもダウンロードされるため、それは便利ではありのですが、ただでさえ少ない残り容量がますます切迫していきます。もうむやみにあれこれ入れておくのはやめます。
読み終わると、あまり行きつけでもなかったくせに、紀伊国屋さんがぐっと身近に感じられるようになるのですが、そういえば最近は紀伊国屋さんのポイントカードを出す機会が増えていることに気付きました。新宿のジュンク堂が閉店してしまった影響もあるのですが。ポイントカードを持っている本屋さんは、他に三省堂とhonto(Maruzenジュンク堂)。三省堂は自宅から最も近いところにある新刊書店なのですが、最近めっきり行かなくなり、カードを財布に入れておくのもどうかなと思うぐらいになっています。オンライン書店のhontoとポイントが共通になった丸善ジュンク堂のほうが使ってますね。
最近はamazonで本を買う機会も激減中。一時期はamazon率が高くなっていたのですが、本屋さんで探しに行って見つけて買ったほうがうれしさの最大幅が大きいので、時間があれば本屋さんで買うようになりました。取寄せなくてはいけないような本は、ポイントが付くhontoや楽天で買っています。amazonは、本ではないものを買うことのほうが多くなりました。
この「新宿で85年、本を売るということ」は、代々木上原の幸福書房さん買いました。新書の棚でまず確保。気になっていた「児玉誉士夫 巨魁の昭和史」もパラパラ眺めて購入決定。ミステリとSFのコーナーでは「太陽系無宿/お祖母ちゃんと宇宙海賊 (スペース・オペラ名作選)」とか「日本SF短篇50 I 」を手に取ってみて、ちょっと迷ったけれどやめておき、かわりにやはり気になっていた「本読みの獣道」をみすず書房の棚からチョイス。ああ、やっぱり欲しいと思っていた本が、ほどよく(欲しい本が全部拾えると大変なことになりますしね。)見つかるのです。棚から見つけて拾うことが楽しいんですよねぇ。
これから出る3月のみすず書房の新刊で欲しい本があり、常にみすずの本がたくさんあるここならあるかなと思ったのだけれど、それでも空振りだと悲しいので、念のため予約させてもらうことにしました。今からでも発売の日に入りますか?と聞いてみると、みすずの新刊は全部注文しているからたぶん入ると思います…とのこと。さすが幸福書房さん!ここでまたうれしくなりました。
オンラインの書店や電子書籍が売上を伸ばしてきている今、地方ですと、本屋さん空白地帯や、本屋さんに行くのも一苦労というところも増えています。本屋さんで本を買える幸せに感謝しないといけないなと思う今日この頃であります。
※本日気になった「本」の話…
新しい「本の道」 ~21st century Book Story 第1章【完結編】~ : 本とeBookの公園 ― 21st century Book Story ―
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