くみこさん用にプリンタをエプソンのEP-805に買い換えまして、セッティングをしました。
コピーとしても使いたいということなので、今回も複合機になりましたが、大きさはもう半分程度のコンパクトさ。かつてのプリンタ単体機よりも小さいぐらいです。
主に無線LANで使うのですが、設定も簡単。付属のディスクからドライバなどの諸々をインストールし、無線LAN簡単設定を実行するだけて終了。ほんとうに簡単でした。
ここまでは良かったのですが、この機種の売りである「手前のトレイが2つ」という特徴が、思わぬ誤算となりました。
単純にトレーが2つあれば、写真用紙を上の段、普通のA4用紙などをトレイに入れておえば便利だな…と思っていたのですが、これがまた思うように行きませんでした。
練習ということで、iPhotoからL版の写真用紙にプリントしてみたのですが、2つあるトレーの上段に用紙をセットしたところ、用紙なしのエラーでプリントができません。どうやらプリントする際に、プリンタドライバの側で、手動でトレーを切り替える必要があるようです。自動で用紙を判別してくれないのでした。
印刷ダイアログの「印刷設定」で、上トレイ・下トレイ・手差し(背面から手差し印刷もできます)を選んでおく必要があります。これは面倒ですねぇ。トレイが1つだけのほうが、いちいちトレイを切り替えずに済むということで、かえって楽だったかもしれません。くみこさんにプリントして見せた時に、一番わかりにくかったのが、この印刷トレイの切り替えでした。ううむ、できるかな。
このトレイの選択は、プリセットをいくつか作っておくことで対応しようかと思っています。
印刷された用紙の排出トレイは、印刷をかけるとヌッとせり出してきます。Canonほどはチープな感じはしませんでしたが、排出トレイを引っ込めるには手でぐっと押す仕込むことになるので、あまりスマートな感じはしません。一定時間プリントしないと電源が切れる機能はありますが、Canonのように、プリントをかけると自動で電源が入る機能はありませんでした。
一番喜んでもらえたのは、iPadから簡単に印刷できるようになったこと。iPadでカメラってどの程度使えるのかなと思っていたのだけれど、高齢者にとってはデジカメの液晶画面は小さくて見にくいのですが、iPadですと大きな画面で確認できるので使いやすいそうです。外出時に持ち歩くのは大変だけれど、自宅でiPadのカメラでちょいと撮影し、そのままプリントしてお客様に差し上げる…というような使い方もできそうです。
トレイのことは思わぬ誤算でしたが、パソコン操作に慣れた方なら問題ないと思います。プリントスピードは早くなりましたし、部屋での圧迫感もなくなって、これまでよりは良くなったこともたくさんあります。何よりiPhone/iPadからのプリントは、無線LANプリントは楽ちんです。印刷もとても綺麗。
くみこさんにも、なんとか使いこなしてもらえることを祈るのみであります。
コメントする