NHK特集ドラマ「ラジオ」と高橋英吉。

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一昨日のNHKの特集ドラマ「ラジオ」を録画して、昨日観ました。実在する臨時災害放送局「女川さいがいエフエム」をモデルとしたドラマです。舞台は石巻のお隣、宮城県女川町。Twitterの石巻関連のTLで撮影時からチラホラと話題になっていたので、放送を楽しみにしていました。

特集ドラマ「ラジオ」
見逃している方は、NHKオンデマンドで210円で視聴可能です。

仮設住宅に引きこもる女子高生がブログとラジオで自分を取り戻していくというお話しでした。ほとんどが地元ロケで撮影されていて、知っている場所がたくさん出てきました。登場する女川の町は、(かまぼこ屋さん以外は)まだまだ復興できていない現状をそのまま反映していましたし、がれき受け入れの問題(そしてがれきを出した側がどう思っているのかも含めて)も出てきたりして、地元の皆さんこそが共感できるお話だったのではないかなぁ。民放ドラマだと、どうしても視聴者に妙にこびたところがあって、なんだか見ていられないなご思うことが多いですしね。

個人的に一番良かったと思ったのはリリー・フランキーさんかな。思っていた以上に演技がうまかったです。

ラストは本当の女川→石巻間の路線バスは通らない日和大橋を越えて行くところで終わったのですが、私だったら、本当の路線バスが通る湊地区の街と痛みの激しい内海橋を通り抜けて石巻の旧市街地に入ったほうが、別な意味(石巻的に)で涙が出たかもなぁ…などとローカルなことを考えておりました。

さて、その前の日曜日は、やはりNHKのEテレ「NHK 日曜美術館」では、「故郷の海を彫った男 石巻の彫刻家・高橋英吉」の特集でした。これも録画して観ました。高橋英吉については、こちらでもわかりやすく解説されています。

視点・論点 「海の彫刻家 高橋英吉」 | 視点・論点 | 解説委員室ブログ:NHK

石巻市出身の彫刻家・高橋英吉が、石巻以外の地でどの程度知られているのかよくわからないのですが、私も地元の石巻文化センターでも何度か観ましたし、確か公開当時に石巻市民会館で特別上映された、高橋英吉の生涯を描いた再現&ドキュメンタリー映画も観に行きました。

しかし、そんな映画まで観たわりにはその後の関心も薄く、これまでは何となく「これが高橋英吉だよね」程度の見方しかしていなかったのだけれど、この番組で取り上げられた、生前は実は石巻の人たちが英吉を支えていたというエピソードに、今更ですが胸を打たれました。戦争で無くなられたのが本当に残念でした。

番組を見終わって、高橋英吉の彫刻を見に宮城県美術館の小企画展にすっとんで行きたくなりました。この番組も「ラジオ」以上に良い番組だったと思いますよ。日曜美術館だと再放送はもう無いかなぁ。

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このページは、raizoが2013年3月28日に書いたブログ記事です。

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