ネットを超えた本屋さんとは。

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知の蓄積、その知と知をつなげる、それをベースにネットワーキングをする。そうした行動はネット空間でできることのように思えます。しかしそれを、リアルな世界に落とし込んでみたときに、いちばんイメージが近いのは書店ではないかと考えています。本来であれば、書店では、本というモノを通して、実は情報を提供しています。

いわゆる文脈棚のような要素ですね。しかも代官山 蔦屋書店の場合は、本以外の商品にもつなげているということになるのでしょうか。

ネットショッピングは、届く時はうれしいけれど、買い物をするという行為そのものが「楽しい」というのとは少し違うような気がします。その部分がネットとリアル店舗の違いかもしれません。

イベントをたくさん開催するというのは、下北沢のB&Bでも同じですね。そうやって人のつながりを作るのか。なるほど。

ちなみにB&Bは近所なのだけれど、イベントは割高感があって行ったことがありません。そしてお店にも何度も行っているのですが、不思議とあまり買えない…。これは相性の問題かも。

同じように、代官山蔦屋書店に初めて行った時は、どうも私には合わないなと思ったのですが、なんだかんだ言っても代官山に行く機会があると、つい立ち寄ってしまいます。カフェのようなお店の雰囲気も、私にとっては逆に落ち着かないのですが、それにもだんだん慣れてきました。「本屋さんという空間が好き」というのはそういうことなのでしょうか。

「絶賛」するほどではないけれど、悪くはない。お店のいろいろな仕掛けは、お若い人が来店するきっかけにはなっていると思います。

「よく言われることは、時間消費みたいなこと。この時間消費に対して、入場料をいただくことができればいいのですが、そういうわけにはいかない。ビジネスとして成立するためには、どこにおカネを落としていただくポイントを作るかというのは、いつも悩んでいるところですね」

「おカネをどこで落とすか」…ですか。なるほどCCCはしっかりビジネスしてますね。しかし、裏を返せば本屋さん業だけでは、なかなか経営は難しいということですよね。本屋さん好きとしては、本屋さんが無くなってしまうと困るので、なんとか業態として儲かる商売になってもらいたいところです。

そういえば、先日こちらの雑誌を幸福書房で購入。当の幸福書房も登場しているので「載ってましたね」と店長さんにお話ししたところ「いやどうもねぇ、今はネットかなんかで調べて載せるから、みんな(他の雑誌などのこと)同じようになるんだよねぇ」と、あまりうれしそうな感じではありませんでした。掲載が売り上げにつながるといいんですけどねぇ。

男の隠れ家 2014年 05月号 [雑誌]

三栄書房 2014-03-27
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このページは、raizoが2014年4月16日に書いたブログ記事です。

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