「金印」が見られる、そして5つの土偶が一同に会する(通常は2体だったらしい)貴重な期間だった、そして会期がもうじき終わるということもあり、平日でもかなり混雑しているこの特別展。
リベンジだからと9時半の開館前に着くように家を出て、おおよそ9時10分頃に到着。もちろんすでに行列が出来ています。それも「すでにチケットをお持ちの方の列」(私は年間パスポート)。100人ずつ区切って行列を移動させる方法でしたので、どうやら私は200人以内のブロックにいた模様です。開館までは待ちましたが、開館後はそれほど待たされることもなく入場できました。
京都薬師寺の仏足石、法隆寺の玉虫厨子(どこが玉虫なのかよく分からなかった…)でスタートし、小1時間かけて一巡りしました。
金印って本当に小さいですね。思いのほか金ピカなのには驚きました。5つの土偶もそれぞれが個性的で、常設の土偶たちとはまた違った趣です。出土も、函館、長野の茅野、山形、八戸など、以外と北方系であることがわかりました。
仙台市博物館蔵の支倉常長の絵も見ましたよ。「誰これ?」って言っている方もいらっしゃいましたが。支倉常長、宮城県内では知名度が高いのですが、それ以外ですとみなさん知らない方が多くてがく然とします。
仏像では、京都三千院で阿弥陀如来の周りを雲にのって飛んでいる「観音菩薩座像」と「勢至菩薩座像」がステキでした。とにかくすべてが国宝ですから、さすが見ごたえがありました。平日の朝一番でしたら、館内の混雑もそれほどでもなく、比較的ゆっくりと見ることができました。
会期終了が近づいて混雑も激しくなってきたということで、明日から会期終了の12月7日まで、12月1日・2日を除いて毎日閉館時間を延長して8時まで観覧できるそうです。朝一番以外はあっという間に列が伸びてしまっているようでしたので、夜のほうがゆっくり見られるかもしれませんね。
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