OS X El Capitaのライブ変換とユーザー辞書。

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MacintoshのOS X 10.11 El Catipanがリリースされて1週間が経過しました。

外観はあまり変わらないため、アップデートの実感がわかないということもありますが、OSが重たくなることもなく、大きな問題も出ていないので(Microsoft Office 2016では不具合があったようですが…。)何事もなかったかのように使用しています。

が、今回一番変わったのが日本語入力でありまして、画期的な「ライブ変換」という機能に多少翻弄されております。

ここ数年は、ずっと「「かわせみ2」」を使っていました。特に不満もありませんでしたが、ライブ変換を体験してみたくなり、Apple純正の日本語入力に切り替えてみることにしました。

ライブ変換は、長年当たり前のように使っていた「スペースバーで変換する」必要がなくなるというもの。漢字が勝手に変換されていきます。入力途中は単語が完成しないので、いわば「誤変換」されますが、続けて日本語を入力している位置に、正しいと思われる感じに次々と変化して変換されていきます。

精度的には、単語で区切るよりも、かえって長文で入力した方が誤変換が減るように思います。推測で漢字を変換しているからです。

ただ、長年の変換の癖はなかなか抜けず、ついついこまめにスペースバーを押してしまうし、誤変換が気になってしまうし、画期的だとは思うのですが、なかなか慣れませんねぇ。

そして少し困ったのは「辞書」です。Macの日本語入力は、テキストファイルからユーザー辞書を作ることができないのです。これはしばらく使っていなかったので知らなかった…これはYosemiteあたりからのことだったのかなぁ。

最初はですね、辞書が真っ白で驚きました。昔の「ことえり」時代の辞書は引き継がれておらず…。

ことえりも長らく使っていなかったのでそれは仕方ないとして、ではかわせみの辞書から変換して…と思ったら、これが「ことえり形式」にしても読み込めず。

結局「かわせみ」から辞書を引き継ぐことができず、逆にもう時間の無駄なので1から作り直しました。最近はあまりこまめに辞書登録などしていませんでしたので、よく使う20単語ほど入れました。昔に比べると、最近は単語登録せずとも変換できるようになった単語も多いですし。

また、iCloud経由でiOSの辞書とも同期するようになっていますので、iOSで辞書登録されていたものは自動で辞書に入りました。逆に、Macの側で登録したものはiOSに反映されるはず…なのですが、なかなか同期されないのであれこれ試しているところです。

しばらくこの辞書には悩まされそうです。

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